

吉備寺 きびじ
歴史・旧跡
吉備真備公の出自である下道氏一族の氏寺として建立されましたが、創建当時の伽藍は焼失しています。心礎および礎石が、現在の吉備寺の庭石として姿を残すのみとなっています。また、この地で出土した「蓮華文鬼瓦、四葉蓮華文鐙瓦、花枝文宇瓦」は、岡山県立博物館に寄託されています。
元禄の初め頃、時の岡田藩主伊藤長貞公の「郷土の偉人を長く顕彰するように」という命により、「吉備寺」という名をいただきました。
寺の南側の山には、「吉備さま」と呼ばれて地元で親しまれている霊廟があり、吉備真備公の墓所であると伝えられています。学問の神様として信仰を集めており、毎年1月第2日曜日に合格祈願祭、8月第3土曜日に夏祭りを行っています。
寺の周囲に「まきび公園」があり、春の新緑や秋の紅葉の季節には、たくさんの人が訪れます。





住所 | 倉敷市真備町箭田3650 |
電話番号 | 086-698-0154 |
吉備寺について、倉敷市の地図の上で場所を示しています。
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