まきび公園

まきび公園は、昭和61年(1986)5月、中国西安市に吉備真備の記念碑が建立されたのを記念して、また郷土の偉人を顕彰し後世に伝えるため開園しました。緑に囲まれた小さな谷の緩やかな傾斜地を利用して、中国風の公園が造られています。 公園の入り口付近にある六角亭からは、池や流水など園内を見渡すことができます。公園に植栽されているのは中国で尊重されるカイ、ウメ、ヤナギなど。このほかサクラやツツジ、ショウブ、ボタンなどがあり、園路をめぐりながら四季折々の風情が楽しめます。園内には自然の傾斜を生かして上の池、中の池、下の池の3つの池が配置されていて、これをつないで流水があり、下の池では竜頭から清流が流れ出ています。公園内には吉備真備の資料を展示するまきび記念館、お茶や食事が楽しめるたけのこ茶屋があり、四隅がぐんと反り上がった屋根を朱色の柱が支える中国情緒が漂うまきび記念館には、展示室のほかに公園を望む休憩室があります。
■ここで見られるお花 : ボタン
花季:4月中旬~5月上旬
規模:150本

住所

倉敷市真備町箭田3652-1

電話番号

086-698-8112(倉敷市真備支所 産業課)

アクセス

(1) 吉備真備駅から徒歩で15分
(2) 玉島ICから車で15分

駐車場

あり(一般16台・障がい者用2台・バス2台)

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足高神社
歴史・旧跡|倉敷エリア
現存する神社記録の最古の書は、平安時代・醍醐天皇延長5年(927)に編纂された延喜式神名帳である。この書のなかに記載されており、備中18社の1に数える最古社である。 御鎮座の年代は、第10代崇神天皇の御代に勧請された。 寛和元年(985)花山天皇の御代、足高神社神宮寺神遊山、神宮寺遍照院に三重塔が建立された。 天暦元年(947)2月16日村上天皇は藤原兼成卿を遣わして、奉幣御祈願の儀があった。翌3年不思議な霊験があって神殿を御造営になり、有紋の御幕勅書を奉納され、乾元元年(1243)後二条天皇の御代、足高八幡大菩薩の勅額の下賜があった。 延慶元年(1308)花園天皇の御代、勅額と獅子頭一対を下賜。また、建徳元年(1370)九州探題として赴任の今川定世公は、海路の航海の安全を祈願され狛犬を奉納した。 徳川時代備前池田公の支藩、鴨方池田氏の祈願所として尊崇せられ、代継ぎの際は、代々必ず参拝された。 足高山は、4百年前は、海中に浮かぶ一孤島であり、小竹島、笹島、戸島、藤戸島、吉備の小島、奥津島とも呼ばれ、東西航行の要路であり、潮流が激しく鳴門の如く、渦が巻いていたといわれており、通る船は、全て帆を下げ、島上の足高の神に、敬意を表し難を逃れた為、「帆下げの宮」と称して、崇め奉られた。古の海路は、現在、国道2号線(旧バイパス)となり、船に代わり、車の交通安全が盛んとなっている。(岡山県神社庁より抜粋)
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