阿智神社

倉敷美観地区鶴形山山頂に鎮まる阿智神社。文禄3年(1594)近隣寺内にて祭祀された妙見宮を現鎮座地へ遷座、明治2年の神仏分離にて現社名「阿智神社」となり、航海の安全を司る宗像三女神を主祭神とする倉敷美観地区一帯の鎮守です。江戸時代、倉敷は幕府直轄の天領地となり歴代代官の崇敬も篤く、奉納された石灯籠をはじめ、絵馬のレプリカ(実物は県立博物館収蔵)などを境内随所に見ることが出来ます。 また曙藤としては日本一の古木といわれる県指定天然記念物「阿知の藤」があり、4月中旬の開花期には多くの見物客が訪れます。 秋祭りには倉敷名物“素隠居”を伴う江戸時代から続く時代行列の御神幸があり、御旅所では“三女神の舞”や“獅子舞”等が奉納されます。

住所

倉敷市本町12-1

電話番号

086‐425-4898

開館時間

9:00~17:00(祈祷は9:00~16:00)

令和7年4月より
授与所
9:00~17:00
御祈祷開始時間
午前9時30分、午前10時30分、午前11時30分
午後13時30分、午後14時30分、午後15時30分

休業日

なし

アクセス

JR倉敷駅から徒歩で約15分
山陽自動車道倉敷インターチェンジから約15分

駐車場

有 約15台

ホームページ

https://achi.or.jp/

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足高神社
歴史・旧跡|倉敷エリア
現存する神社記録の最古の書は、平安時代・醍醐天皇延長5年(927)に編纂された延喜式神名帳である。この書のなかに記載されており、備中18社の1に数える最古社である。 御鎮座の年代は、第10代崇神天皇の御代に勧請された。 寛和元年(985)花山天皇の御代、足高神社神宮寺神遊山、神宮寺遍照院に三重塔が建立された。 天暦元年(947)2月16日村上天皇は藤原兼成卿を遣わして、奉幣御祈願の儀があった。翌3年不思議な霊験があって神殿を御造営になり、有紋の御幕勅書を奉納され、乾元元年(1243)後二条天皇の御代、足高八幡大菩薩の勅額の下賜があった。 延慶元年(1308)花園天皇の御代、勅額と獅子頭一対を下賜。また、建徳元年(1370)九州探題として赴任の今川定世公は、海路の航海の安全を祈願され狛犬を奉納した。 徳川時代備前池田公の支藩、鴨方池田氏の祈願所として尊崇せられ、代継ぎの際は、代々必ず参拝された。 足高山は、4百年前は、海中に浮かぶ一孤島であり、小竹島、笹島、戸島、藤戸島、吉備の小島、奥津島とも呼ばれ、東西航行の要路であり、潮流が激しく鳴門の如く、渦が巻いていたといわれており、通る船は、全て帆を下げ、島上の足高の神に、敬意を表し難を逃れた為、「帆下げの宮」と称して、崇め奉られた。古の海路は、現在、国道2号線(旧バイパス)となり、船に代わり、車の交通安全が盛んとなっている。(岡山県神社庁より抜粋)
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