アート施設 ART DATABASE
いそざきみんききねんかん磯崎眠亀記念館




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倉敷市茶屋町にある「倉敷市立磯崎眠亀記念館」では、明治時代に活躍した発明家・磯崎眠亀(いそざき みんき)の功績や、彼が生み出した美しい花ござについて学ぶことができます。
磯崎眠亀は、1834年に現在の倉敷市茶屋町で生まれました。織物の研究や織機の改良に熱心に取り組み、1878年には、岡山特産のい草を使った花ござ「錦莞莚(きんかんえん)」を完成させました。錦莞莚は、細かな模様を織り込んだ美しい敷物です。当時の日本では珍しいほど精巧な仕上がりで、国内だけでなく海外にも輸出されました。明治時代には、日本を代表する輸出品の一つとなり、磯崎眠亀の名を広く知らしめました。
館内では、磯崎眠亀の生涯や発明の歩み、精巧な花ござの魅力を紹介しています。JR茶屋町駅から徒歩約5分とアクセスも便利です。
館内では、市指定重要文化財である実物の「錦莞莚」をはじめ、復元された織機や磯崎眠亀に関する資料などが展示されています。い草を使ったものづくりが、どのように発展していったのかを学ぶことができます。
また、敷地内の「花むしろ工房」では、昔ながらの手織り機を使って、い草の手織りを体験することもできます。体験は事前申し込みが必要です。
記念館の建物そのものも大きな見どころです。現在の建物は、眠亀が1874年に自宅兼作業場として建てたものです。保存・修理を経て1988年に記念館として開館し、2000年に、国の登録有形文化財となりました。歴史的な建物を見るだけでも、当時の茶屋町の暮らしやものづくりの様子を感じることができます。
建物には、眠亀のアイデアがたくさん取り入れられています。
特徴的なのが、階段ではなくスロープが設けられていることです。織物や材料などの荷物を運びやすくするための工夫と考えられています。また、土間の吹き抜けには滑車が設けられており、物資を上下に運べるようになっています。
「記念館」として展示を見るだけでなく、建物そのものからも磯崎眠亀の発想力を感じられるところが面白いところです。
磯崎眠亀記念館は、ひとりの発明家の功績だけでなく、倉敷・茶屋町で発展したい草産業やものづくりの歴史を学ぶことができる場所でもあります。
錦莞莚と記念館は、2017年に「日本遺産」の構成文化財となっています。
| 所在地 | 倉敷市茶屋町195 |
|---|---|
| 電話番号 | 086-428-8515 |
| 開館時間(営業時間) | 9:00~16:30 |
| 休業日 | 月曜日、年末年始(12月28日~1月4日)など |
| 利用料金 | 無料 |
| アクセス | JR茶屋町駅から徒歩約5分 |
| 駐車場 | あり |
| ホームページURL | https://www.city.kurashiki.okayama.jp/culture/art/1007596/1007813/1007816.html |