有限会社 小幡商店

玉島エリア|大正時代の創業

きれいな水で美味しいお豆腐作り

お豆腐・油揚げ・その他(大豆製品)製造販売業

大正5年(1916年)初代小幡末次郎が、お豆腐の製造販売業を創業

 倉敷市玉島にある観光名所「西爽亭」近くに、大正5年創業の老舗豆腐店「有限会社小幡商店」があります。大正5年(1916年)初代小幡末次郎氏が、お豆腐の製造販売業を始めて以来、2代目小幡行雄氏、3代目小幡敏明氏、4代目小幡直樹氏と代々に渡って家業を受け継ぎ守り続けてきました。昭和27年(1952年)には、「有限会社小幡商店」として法人化。現在はすっかり無くなってしまった風景ですが、昔はよく、ラッパを吹きながら「豆腐屋~とーふ~」と町内を自転車で売りに回っていたそうです。その後、同店も時代とともに、スーパ-などへ卸すようになり、次第に低価格競争の渦に巻き込まれて行きますが、3代目小幡敏明氏が、社長に就任すると、原点に振り返って経営方針の見直しをおこない、平成14年(2002年)から、安心安全な国産大豆にすべて切り替え、それに伴い、新商品の開発や取引先の開拓を進め、地元小中学校の学校給食に納入するなど、薄利多売の方針からオンリーワンの安心安全な質の高い製品づくりへと変革をおこなって行きました。
 平成27年には、豆腐作りや「水」、FFCテクロノジーの技術が認められ、社長の敏明さん・専務の美代子さん・常務の直樹さんの3名が「東久邇宮記念賞」を受賞しました。豆腐作りの技術の中には、特許を取っているものもあるそうです。
 平成29年には、倉敷の老舗企業として倉敷市より感謝状を贈呈され、平成30年には、晴れの国おかやま優良小売店表彰において奨励賞を受賞しました。

画期的な取り組み

 お豆腐屋さんの命ともいえる水ですが、平成12年(2000年)より同社では、「FFCセラミックスシステム」を採用して、12年以上お豆腐のラインの冷却槽のお水を一度も交換していないそうです。「えっ」と皆さん思われると思いますが、しかし、まったく濁りはなく、それどころか誰がどう見ても無色透明のとても綺麗なお水です。少し触ってみましたが、冷たい普通のお水です。詳しいことは企業秘密ということでしたが、FFCテクノロジーの導入によって、水が循環して自然とキレイになる効果があるそうです。これは、お豆腐屋さんにとって、とても画期的な取り組みでした。その他にも、同じ「FFCセラミックス」の技術を利用して、独自の生産環境を整えて行きました。従来は、工場内の換気口周り、排水溝など掃除しても汚かった場所が、「FFCセラミックス」の効果により次第に活性化され、今では天井や壁に水滴が付きにくく、サビ、油汚れが付きにくい環境が整っています。こうした画期的なシステムを取り入れた同社の噂が広まり、この不思議な装置を見学したいと国内の大学研究者や海外からもたくさんの研究者、教授が工場見学に訪れるそうです。

「おばたの里庵」のお奨め商品

 「ヘルシーおからドーナツ」は、豆乳とおからがたっぷり入っているので体にも大変良く、子供さんのおやつに最適です。オーブントースターで軽く焼くと出来たてのような食感を味わえます。
 「玉とうふ(ピーナッツ豆腐)」は倉敷、中でも玉島ではよく食べられていて、からし醤油やショウガ醤油によく合います。寒い時期は電子レンジで軽く温めてもおいしいです。手頃な大きさで青い容器が目印です。 (2021.11更新)

所在地

〒713-8102 倉敷市玉島3-11-2

電話番号

086-522-2489

代表者

小幡敏明(代表取締役)

創業

大正5年(1916年)

従業員数

11