石造毘沙門天立像

真備エリア|歴史的建造物・神社仏閣・史跡

石鎚山山頂の岩に掘られた町の守護神

石鎚山山頂にある、石造りの毘沙門天立像

勇ましい石造りの毘沙門天立像

標高130mの石鎚山の山頂にある、約4メートルの巨岩に彫り込まれた毘沙門天立像。全身は甲冑に包まれ、肩からは甲の上に大きく天衣をまとっています。左手には宝塔を捧げ、右手には宝棒を持ち、背後には火炎のような彫りだしのある輪光背が。開口し、目を大きく見開いた憤怒の形相で鬼を踏みつけるその姿は、とても勇ましいです。
 
造立時期は明らかではありませんが、左手に持つ宝塔の形などから室町時代末期ごろのものといわれています。室町時代後期の作とすれば、戦国時代、鳥ヶ嶽を砦とした毛利氏の武運の守護として、軍勝祈願に作られたものと考えられます。毘沙門天は、護法神としての性格と、城郭や町の守護神としての信仰もあることから、この像もそのような意味合いで造立されたのかもしれません。
 
(アクセス)
・JR岡山または倉敷駅より伯備線「清音」駅下車。井原鉄道に乗り換え「備中呉妹」駅下車。北東へ1Km登山口
 
・自動車・・・山陽自動車道「玉島IC」より県道倉敷美袋線(54号線)を北へ5.5Km。左折し国道486号線を約1.5Km。北へ200mで 登山口
 
登山口から10分ほどで毘沙門天磨崖仏の前。
(2019.11更新)

所在地

倉敷市真備町尾崎

電話番号

関連リンク

観る「石槌山の毘沙門天立像」
https://www.kurashiki-tabi.jp/see/see-4838/