いぐさガラス(ガラス工芸品)

水島エリア|工芸品

倉敷産のい草の灰で発色した若草色のガラス製品

ガラス工芸品制作、ガラス制作体験、吹きガラス講座

倉敷のい草の灰を使った、
若草色のオリジナルガラス

 澄んだ若草色をした「IGUSAGLASS(いぐさガラス)」は、吹きガラス工房「ぐらすたTOMO」を主宰する吹きガラス作家・水口智貴さんが生み出した作品です。『倉敷いぐさ 今吉商店』の通常、廃棄するい草を燃やし、その灰だけを発色剤として使用したもので、印象的な色合いは、い草から生まれたものです。ススキなど微量の金属成分を含む植物を燃やし、灰をガラスに熔かし込み、発色させるガラスの技法は昔からありますが、い草の灰から生まれる色合いが、どのようなものになるかは作ってみるまでわからなかったとのこと。現在は工房作品としてグラスや花器、香立てなどの製品をラインナップし、使いやすさをテーマに、シンプルなデザインに仕上げています。工房では、ワイングラスや風鈴などをつくりながら、吹きガラスの全工程を体験できる吹きガラス講座(所要約1時間半)を開催しています。

オリジナルの技法でつくる
水口智貴さんの吹きガラス作品

 水口さんは絵の勉強をしていた高校時代、陶芸の授業で立体物に興味を持ち、倉敷芸術科学大学工芸学科ガラスコースに入学しました。卒業後は、ガラス工芸家の赤澤清和氏に師事し、同時に倉敷芸術科学大学工芸学科クラフトコースの助手を務めた後、平成19年(2007年)、倉敷市広江に吹きガラス工房「ぐらすたTOMO」を設立しました。個人の作品としては、ガラスを吹く工程で銀を使って還元反応を起こし、金属的な発色をもたらした「銀熔変」や、ガラスの表面に軽銀(アルミ)を熔着させ、独特の質感のある「軽銀彩」というオリジナルの技法で制作する器や花器、オブジェがあり、これらは展示会や工房で出合うことができます。(2024.3)

団体名

吹きガラス工房「ぐらすたTOMO」

所在地

倉敷市広江2-13-33

電話番号

080-1945-6046

代表者

水口智貴

ポイント

吹きガラス工芸作家・水口智貴氏が設立した工房。「IGUSAGLASS(いぐさガラス)」の取扱は『倉敷アイビースクエア』、『語らい座 大原本邸』、『日本郷土玩具館』(いずれも倉敷市中央)ほか、オンライン販売あり。ガラス制作体験は10:30〜18:00、不定休。

ホームページ

https://www.glass-minakuchi.com