
高梁川の流れのように、深く、豊かな「麺文化」が息づく岡山県西部・高梁川流域エリア。
ぶっかけうどん、笠岡ラーメン、手延べ麺、インディアントマト焼きそば…。
個性あふれる店舗の「こだわり麺」を旅するように巡る、デジタルスタンプラリー「めんたび」が、
2025年12月5日よりスタートします!
あなたのスマホが旅のチケット。
LINEを使って手軽に参加し、美味しい麺を味わいながらスタンプを集めよう!
スタンプを集めれば、素敵な景品が当たるチャンスも。
さあ、高梁川流域の「美味しい麺の旅」に出かけましょう!
2025年12月5日(金)〜2026年3月8日(日)
素敵な賞品が当たる!応募チャンスは3回まで!
麺料理だけじゃ終わらない!高梁川流域の魅力をもっと楽しもう。
抽選で素敵な賞品が当たるチャンス!
この機会にぜひスタンプラリーに参加してください!



スタンプラリーをより広く楽しんでいただくため、スタンプは、高梁川流域の7市3町(倉敷市、新見市、高梁市、総社市、早島町、矢掛町、井原市、浅口市、里庄町、笠岡市)のうち、一つの市町につき1つしか獲得できません。
例1)倉敷市のお店で1つスタンプを獲得した場合、別日に倉敷市内の別のお店でQRを読み込んでも、2つ目のスタンプは獲得できません。
例2)スタンプを3つ集める場合は、「倉敷市で1つ」「笠岡市で1つ」「新見市で1つ」といった形で、3つの異なる市町を巡る必要があります。
ただ、二次元コードを読み取ることで、自分がいつそのお店に行ったのか、来店日の記録を残すことができますので、ぜひいろいろなお店に行ってみてください。
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高梁川流域は、温暖少雨の気候と良質な土壌により、小麦栽培に適した地域です。
さらに瀬戸内海では良質な塩が生産され、清らかな水にも恵まれていたことから、古くから製麺業が発達しました。
奈良時代に中国から大和地方へ伝わった麺づくりの技術は、平安時代には岡山にも伝わり、
この地で独自の発達を遂げています。
岡山のうどんは関西系と讃岐系が混在しており、倉敷では讃岐系が主流といわれています。麺は、噛んだ時に少し押し戻すような弾力があり、噛み切るときの感覚が讃岐うどんとは少々異なり、まろやかでもっちりとした食感が魅力です。
昭和40年代に倉敷で誕生した「ぶっかけうどん」は、つけ汁や薬味をあらかじめ麺にかける独特のスタイル。ほどよいコシと甘めの濃いツユが調和した味わいは、創業者による改良と研究を重ねて確立されました。ソフトでモチモチした食感とのど越しのよい麺は、瀬戸内海からとれる塩をブレンド。
現在では、地元の人には定番メニューとして親しまれるとともに、観光客には人気のご当地グルメとして広まっています。


浅口市鴨方地域に製麺の技術が伝わったのは、江戸時代の後期。
製粉の技術に加え、麺づくりに適した水質の良い水が遥照山から湧き出て、近くの塩田から瀬戸内の良質な塩が手に入り、冬季に乾燥した晴天が多いことなど、製麺に適した環境がそろっていました。
麺生地を押し広げて切るのではなく、ひも状の麺生地を2本の棒にかけ、ねかせて伸ばす作業を繰り返します。時間をかけて作ることで、手延べならではの滑らかさと強いコシが生まれるのです。
盛夏には冷やしそうめんとしてつけ汁で味わい、冬には具を入れた汁ものとして食卓に並びます。細く強いコシをもつ手延べ麺は、家庭用としてはもちろん、贈答品として広く親しまれています。
「笠岡ラーメン」は、養鶏がさかんであった笠岡で生まれたご当地ラーメン。
かしわと呼ばれる親鶏を使った鶏ガラスープと煮鶏チャーシューが特徴です。
伸びにくい中細のストレート麺、噛めば噛むほど味が出る煮鶏、手間をかけて仕込んだメンマ、笹切りのネギが乗り、澄んだスープと絶妙に調和。あっさりとしながらも深みのある味わいが感じられます。
地元では世代を超えて親しまれ、まさに笠岡のソウルフードとして愛されています。

高梁川流域の食文化は、豊かな自然環境と人々の暮らしが長い年月をかけて築き上げてきました。
山から海までの恵みが一体となり、四季を通じて豊富な食を楽しむことができる高梁川流域ならではの食を、ぜひ味わってみてください。
[主催]倉敷市観光課[問い合わせ]倉敷市観光課 〒710-8565 倉敷市西中新田640番地TEL:086-426-3411(平日8:30-17:15)