豊かな自然と美しい街並み。大原美術館やノスタルジックな白壁の街並み。町屋でのカフェタイムや食事は海外からのお客様には魅力的だと思います。私が通学路で通っていた30年前と比べて外国人旅行者も多く、可能性を強く感じました。鷲羽山からの景観も素晴らしいですし、児島デニムのクオリティの高さも観光動線の工夫でまだまだ広く認知される人気のコンテンツとしてのポテンシャルがあると思います。
日本一の桃やマスカットなどの果物、瀬戸内海の海産物、米、黄ニラ、千両ナス、桃太郎トマトなどなど。「晴れの国」の恵まれた自然環境と生産者の技術の中で育つ食材の魅力は国境を超えます。ひとつ例を挙げると、菜道では夏の間、シンプルなコーンスープをお出ししています。欧米豪の方にとっては馴染みのある料理ですが、日本のとうもろこしの甘さに全てのお客様が驚きます。ロサンゼルスの高級スーパーでは日本産のサツマイモが高級食品として売られていました。我々にとっての当たり前も実は特別な美味しさであることが多いです。外からの目線で改めて倉敷・岡山の魅力を探してみる作業で新たな発見もありますし、外国人旅行者に直接ヒヤリングしてみる機会を増やすことで確かなニーズを得ることも重要です。
私の考える倉敷の魅力。出身地としての贔屓目抜きにして食べものが美味しいこと。風光明媚な自然景観。