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くらしきしちょうしゃ倉敷市庁舎

倉敷市庁舎
倉敷市庁舎
倉敷市庁舎
倉敷市庁舎
倉敷市庁舎

写真2,3,4,5:(c)Forward Stroke inc.

浦辺鎮太郎が設計した「新しい倉敷」の市庁舎

 現在の倉敷市庁舎は、倉敷・児島・玉島の3市合併後の新しい市庁舎として、1980年に完成しました。設計を手がけたのは、倉敷出身の建築家・浦辺鎮太郎です。10階建ての高層棟と低層棟などで構成され、当時の新しい倉敷市を象徴する建築として計画されました。

倉敷らしさと西洋建築を融合したデザイン

写真:(c)Forward Stroke inc.

倉敷らしさと西洋建築を融合したデザイン

 外観には、倉敷の町並みを連想させる白壁や倉敷格子、土蔵の漆喰、赤煉瓦などの要素が取り入れられています。一方で、古代ギリシャを思わせる列柱や西洋古典建築のアーチなども組み合わせています。伝統的な「倉敷らしさ」をそのまま再現するのではなく、和と洋、新しいものと古いものを融合させた浦辺鎮太郎独自のデザインが特徴です。

「森の中の市庁舎」と地域のシンボル

写真:(c)Forward Stroke inc.

「森の中の市庁舎」と地域のシンボル

 広い敷地には緑地や樹木が配置され、浦辺鎮太郎が目指した「森の中の市庁舎」という考えが形になっています。また、高層棟の上部にはシンボルとなる塔が設けられ、遠くからでも市庁舎の存在が分かるように計画されています。塔の四隅に置かれた金銀の玉には、古代吉備の神話をモチーフにした意味が込められており、3市が一つの倉敷市となったことを象徴しています。

丹下健三が設計した旧市庁舎

 現在の市庁舎が建つ前、倉敷市の中心部には丹下健三が設計した旧倉敷市庁舎がありました。鉄筋コンクリートの力強い構造と約20mの大スパン梁が特徴です。日本の伝統的な「校倉造り」を思わせる外観で、歴史とモダニズムを融合させた建築として知られています。
 1980年に市庁舎が今の場所へ移転すると、その後、浦辺鎮太郎の設計で改修され、1983年に倉敷市立美術館となりました。

INFORMATION

所在地倉敷市西中新田640
開館時間(営業時間)8:30~17:15
休業日土・日曜日、祝日、年末年始
利用料金無料
アクセスJR倉敷駅から倉敷循環線右回りバス約5分「倉敷市役所前」下車、徒歩約5分
または、JR倉敷駅から徒歩約35分
駐車場あり
ホームページURLhttps://www.city.kurashiki.okayama.jp/