山間の白壁の町に、ゆるりと流れるやさしい時間。
親から子、そして孫へと3世代ともに語らえば、穏やかな旅のなかで、家族の絆が深まっていく。
1JR倉敷駅
JR倉敷駅から車で約1時間30分
2吹屋ふるさと村
ベンガラの産地として、江戸から明治にかけて繁栄した吹屋。赤鋼色の石州瓦とベンガラ色の外観で見事に統一された町並みが保存されている。
住所 | 高梁市成羽町吹屋 |
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TEL | 0866-29-2222(成羽町観光協会吹屋支部) |
ラ・フォーレ吹屋
現役日本最古の木造校舎として知られた「旧吹屋小学校」(平成32年3月まで保存修理工事中)の傍らに建つ、校舎を模した宿。ランチでの利用もできる。
住所 | 高梁市成羽町吹屋611 |
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TEL | 0866-29-2000 |
ELEVEN VILLAGE 吹屋
自然派の食べ物・リネン・アメニティーをそろえたオーガニックゲストハウス。「一棟自由に貸切プラン」など楽しい企画も提案している。周辺には古民家を改修したカフェ&食堂の『金子や』や、アートなかやぶきカフェ『紅や』もあり、吹屋の新しい一面が感じられるはず。
住所 | 高梁市成羽町吹屋836 |
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TEL | 050-7122-5136 |
徒歩で約10分
3広兼邸
江戸後期に銅山経営とベンガラの原料・ローハ製造で巨富を築いた広兼氏の邸宅。まるで城郭のような堂々たる石垣は圧巻。約800坪の敷地に建てられた主屋、長屋、蔵などにも富豪ぶりが偲ばれる。昭和52年と平成8年の二度、映画『八つ墓村』のロケが行われた。
住所 | 高梁市成羽町中野2710 |
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TEL | 0866-29-2222(成羽町観光協会吹屋支部) |
車で約45分
4Café de 紅緒
築100年以上の町家に洋のエッセンスを加えてリノベーション。縁側に置かれた革張りの椅子に座って坪庭を愛でるといった楽しみ方ができ、ギャラリースペースもある。メニューは「日替わりランチ」や「紅緒ブレンドコーヒー」が人気。なお土・日曜、不定祝日は休みなので注意を。
住所 | 高梁市南町43 |
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TEL | 0866-22-1205 |
徒歩で約5分
5植田菓子店
「駄菓子の店」と書かれた暖簾をくぐると、ガラスケースに入った色とりどりの駄菓子が並ぶ。その数なんと約100種類。せんべいや松露など大人にとって懐かしい駄菓子から、子どもに人気のチョコやマシュマロまでそろう。駄菓子を囲んで昔話をするのも楽しそう。
住所 | 高梁市東町1889 |
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TEL | 0866-22-3294 |
徒歩で約10分
6高梁基督教会堂
明治22年に建てられ、現存する県下最古の教会堂として県の史跡に指定されている。高梁での布教活動は明治12年に始まり、翌年に新島襄が来高すると急速に発展し、教会堂の建築へとつながった。紺屋川美観地区にあり、冬は美しくライトアップされている。駐車場はないので注意を。
住所 | 高梁市柿木町26 |
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TEL | 0866-22-3311 |
徒歩で約5分
7石火矢町ふるさと村
このあたりは備中松山城下で、中〜上級武士が住まいを構えていた場所。250mにわたって、通りの両側に格式ある武家の門構えが続いている。その一角には旧折井家と旧埴原家が公開されており(有料)、当時の武士の生活をうかがうことができる。
住所 | 高梁市石火矢町付近 |
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TEL | 0866-21-0461((一社)高梁市観光協会) |
JR倉敷駅まで車で約50分
1JR倉敷駅
JR倉敷駅から車で約25分
2井山宝福寺
涙でネズミの絵を描いたという雪舟の逸話で知られる。仏殿や方丈など七堂伽藍を備えた境内は、春は新緑、秋は紅葉の名所。毎年8月1〜5日早朝の「暁天座禅」、8月を除く毎月第2日曜朝の定例座禅を実施。中学生以上なら誰でも体験可能(有料)だ。
住所 | 総社市井尻野1968 |
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TEL | 0866-93-1470(総社駅前観光案内所) ※体験申込みは『井山宝福寺』(0866-92-0024)へ |
車で約1時間
3備中松山城
標高430m、天守が現存する山城として日本一の高さを誇る。漆喰と黒い腰板が美しい天守は国の重要文化財である。雲海に浮かぶ「天空の山城」としても、その絶景が人気。10月下旬〜12月上旬の早朝に雲海に浮かぶ姿がよく見られる。雲海展望台から眺めるのがおすすめ。
住所 | 高梁市内山下1 |
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TEL | 0866-21-0461((一社)高梁市観光協会) |
車で約15分
4頼久寺(らいきゅうじ)
足利尊氏が諸国に建立させた安国寺のひとつ。備中国奉行として赴任していた小堀遠州が築いた蓬莱式枯山水の庭園は、国指定の名勝となっている。特にサツキの咲くころがおすすめ。
住所 | 高梁市頼久寺町18 |
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TEL | 0866-22-3516 |
車で約1時間
5矢掛本陣
今でも大名行列が通りそうな往時の姿がよく残る旧山陽道の宿場町・矢掛。旧姿のままの本陣・脇本陣の両宿が国重文指定を受けるのは全国で唯一だ。とりわけ敷地約1000坪に十数棟の建物が配された本陣・石井家は、往時の匠技を尽くした豪壮なたたずまい。
住所 | 小田郡矢掛町矢掛3079 |
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TEL | 0866-82-2700 |
徒歩で約1分
6矢掛屋INN&SUITES
町家の伝統にモダンが調和する宿。『温浴別館』では、季節に合わせ矢掛の特産・和ハッカと柚子の香りが楽しめる。また、館内の食事処『花鳥風月』では「宿場のランチ」1,700円(予約可)など、瀬戸内の魚介と地元野菜を使った和食が好評。
住所 | 小田郡矢掛町矢掛3050-1 |
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TEL | 0866-82-0111 |
徒歩で約5分
7手焼きせんべいぼっこう堂
親子三代、約55年にわたり昔ながらの製法を守って一枚一枚焼く、宿場町の手作りの逸品。「ハッカ真美緑せんべい」をはじめ、大きさに驚く「大名せんべい」や創業当初から定番人気の「塩せんべい」などが並ぶ。
住所 | 小田郡矢掛町矢掛3198 |
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TEL | 0866-82-0369 |
車で約50分
8倉敷美観地区
住所 | 倉敷市中央ほか |
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TEL | 086-422-0542(倉敷館観光案内所) |
JR倉敷駅まで徒歩で約10分
立ち寄りたい、プラスαなスポット
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1夢すき公園
日本一の親子孫水車と紙すき体験が楽しめる。
昭和の中頃まで使われていた水車を、本来の形を重視して再現。その大きさは親13.6m、子6.0m、孫4.5mと日本一! 圧倒的な大きさが目印だ。また隣接する『紙の館』では神代和紙の紙すき体験(要予約)ができ、うちわやハガキなどが作れる。
住所 新見市神郷下神代1977-1 TEL 0867-92-6577 -
2平川雪舟庵
ネズミの形のかわいいもなかが人気。
看板商品は「雪舟もなか」。雪舟が涙でネズミの絵を描いたという宝福寺の伝説に由来するもなかは餡にこだわり、北海道産の最高級小豆を使用。見た目のかわいさから、地元では「チュウチュウもなか」などの愛称で親しまれている。餅入りも人気。総社駅前店もある。
住所 総社市井手589 TEL 0866-94-3986 -
3備中杜氏の郷
酒造りの匠・杜氏の技が花開く備中の蔵めぐり。
高梁川水系の清流が潤し続ける県西部の備中地域。流域は江戸時代後期から全国に名を馳せた酒造りの匠「備中杜氏」の活躍で知られる酒処。その一角を占める高梁市内でも、現在数軒の酒蔵が美酒を醸し続けている。
住所 芳烈酒造/高梁市有漢町有漢2535-1 TEL 0866-57-2003 ※酒蔵見学可能。要予約 住所 白菊酒造/高梁市成羽町下日名163-1 TEL 0866-42-3132
※酒蔵見学可能(要予約)
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4ケーキハウス ローザンヌ
矢掛名物のロールケーキ。
「体に優しいケーキを」という思いから、添加物は使わず、砂糖の代わりに自家養蜂場で採れたはちみつをふんだんに使用。ロールケーキのほかに、独自製法による食感が新しいチーズケーキや、はちみつケーキなどもあり、お土産として喜ばれている。
住所 小田郡矢掛町矢掛2990-1 TEL 0866-82-0525 -
5矢掛薄荷蒸留所
懐かしく心地よい幻の日本ハッカの味を。
ハッカを使った飴やリキュール、ジェラートなどがずらり。とりわけ人気のハッカ茶「真美緑(しんびみどり)」はさわやかで優しい風味がクセになりそう。
住所 小田郡矢掛町矢掛3050-1 TEL 0866-84-8490(矢掛放送) -
6佐藤玉雲堂
宿場町矢掛でしか食べられない伝統の味。
天保元年の創業から八代。今も変わらぬ矢掛独特の製法で作られる柚べしは、あの篤姫様も食したと言われる味。柚子と味噌の豊かな風味が特徴で参勤交代の大名たちにも好まれたとか。現在は、柚子ようかんと共に人気の、柚子皮のつぶつぶ感がおいしいゆべし「吉備の雪」も好評。
住所 小田郡矢掛町矢掛3084 TEL 0866-82-0164