松涛園(しょうとうえん)

玉島エリア|明治時代の創業

明治21年創業 伝統ある老舗和菓子店

営業時間:8:30~17:30 休日:正月(1/1~2)

明治21年(1888年)初代亀山芳太郎氏が「松涛園」を創業

 玉島は古くから高梁市から高瀬舟による物資の輸送や鰊を運ぶ千石船の寄港地でもあり海上交通の要衝として栄えた港町です。寿永2年(1183年)には乙島、柏島にて源平合戦・水島合戦の舞台となり、万治2年(1659年)には備中松山藩主水谷公が三代にわたり玉島の港と町を整備。安永8年(1779年)には良寛さんが修業のために円通寺に身を寄せ修業した地としても知られておりその歴史はとても古い町です。
 明治21年(1888年)初代亀山芳太郎氏が茶道をしていた関係から職人を使って和菓子の店「松涛園」をこの地に創業しました。お店の名前は初代芳太郎氏の雅号「松涛」より命名したとされています。和菓子の店を始めた理由は、江戸時代、玉島の商人たちの間で商談や接待のツールとして頻繁に茶がたしなまれ、それとともに和菓子もお茶うけとして必要とされて行った為です。

郷土玉島港の銘菓「千石船」、「たま最中」、「玉の浦」

 現在は、懐かしい昭和の匂いを感じさせてくれる「銀座商店街」の一角にお店を構え、地元でも有名な老舗和菓子屋として知られ、数々の名菓を生み出しています。
 その中でも郷土玉島の港にちなんだ「千石船」、「たま最中」、「玉の浦」は、地元はもちろん遠方からも数多くの方が買いに訪れる玉島の名菓です。その人気の秘密は、創業以来ずっと受け継がれてきた伝統の技と、良い商品をお届けしたいという職人たちの「熱い想い」によるものです。

手仕事のぬくもりが感じられる「伝統の和菓子作り」

 菓子職人でもある4代目の現在ご主人は、今でも「あん」に使う小豆は厳選した国内産にこだわり、それを煮ることから始め、熱いうちに皮をこしとり何度も「さらし」の作業を繰り返し手間ひまかけ、余分なアクを取り除く事により、口どけの良いとてもなめらかで上品な「あん」を作り出します。その「あん」を包み込み代々受け継いだ木型にひとつひとつ丁寧に真心を込めて作り上げていきます。それは、手仕事のぬくもりが感じられる「伝統の技」と言えます。
 現在は、地元銘菓「千石船」、「たま最中」、「玉の浦」をはじめ、季節の創作生菓子など多くの和菓子を取り扱っています。 (2023.2更新)

所在地

〒713-8122 倉敷市玉島中央町1-12-18

電話番号

086-526-7655

代表者

亀山健治

創業

明治21年(1888年)