
株式会社 戸田畳店
玉島エリア|明治時代の創業
一級畳製作技能士のいる明治40年創業の畳店
畳製造・販売




一級畳製作技能士のいる明治40年創業の畳店
4代目の戸田憲幸さんと5代目の悠太さん、2人の一級畳製作技能士が畳の製造を行う株式会社戸田畳店。明治40年(1907年)、初代・戸田近松が現在の会社のある浅口郡玉島町字狐島で開業しました。近松の没後は妻の瀧野を経て、岡山の畳店で修業した息子の戸田松夫が昭和11年(1936年)から代表として家業を継ぎました。松夫の息子の戸田康廣が、岡山での修業を経て、一級畳製作技能士および職業訓練指導員資格を取得し、昭和46年(1971年)から代表となり、地域の工務店やハウスメーカー、個人客へと販路を拡大しました。4代目で現在の代表取締役・戸田憲幸さんは京都畳技術専門学院に入り、学院の受託先である京都の畳店に4年間、住み込みで修業したのち、平成9年(1997年)から戸田畳店に入り、令和3年(2021年)に『株式会社戸田畳店』を設立しました。
貴重な国産イ草と建材から作られる畳表
近年、畳を取り巻く環境は大きく変わっています。 原材料については現在、国内で使用される畳製品の約8割が中国産と建材に占められています。熟練した職人の手で作られたイ草の畳表は密集した均一の厚みがあり、調湿と断熱に優れ、日本人が昔から馴染んできた感触や香りが魅力といえます。一方で和紙をはじめポリプロピレンなどの樹脂、化学繊維などの建材でできた畳表は耐久性やメンテナンス性に優れています。戸田畳店ではそれぞれの材料の良さと欠点を理解し、対応しながら同時に、国産イ草へのサポートも重視しています。国産イ草の95%以上を生産する熊本県八代市では年々、イ草農家が減少し、令和6年(2024年)には266戸になりました。憲幸さんに続いて京都畳技術専門学院で学んだ5代目の悠太さんは、栽培から刈り取り時期まで約2年かかるイ草の刈り取り、泥染め、乾燥を体験する研修に泊まり込みで参加し、品種改良が続くイ草を知ることに努めています。
仕上がりを決める手作業に経験と技術を生かす
戸田畳店の広い工場には大きな機械が並び、畳表の裁断と張り付け、染土落としなどの作業を行い、作業効率を上げています。仕上がりの美しさと耐久性の決め手となるのは手作業で、畳縁(たたみべり)の取り付けや、縁をつけた角を処理する角止めなどの工程に、これまで培った経験と知識、技術を余すことなく注ぎこんでいます。また物産展などのイベントで販売経験のある「ミニ畳」や作業工程で切り落としたイ草を円筒形にまとめたフレグランスなどの製品にも、戸田畳店の技術の高さと暮らしに対する感性が表れています。一般住居において和室が減少するなかで、現代の暮らしにあった畳の使い方や、畳を活用する商業空間など、日本の伝統のひとつである畳の文化を後世に繋ぐため、積極的な提案を考えています。
(2025.10)
(2025.10)
所在地
倉敷市玉島乙島5708
電話番号
086-526-1054
代表者
戸田憲幸(代表取締役)
創業
明治40年(1907年)
従業員数
3名
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