
日本キリスト教団 天城教会
倉敷エリア|歴史的建造物・神社仏閣・史跡
県内で2番目に歴史ある教会
1890年に建てられた教会。倉敷・児島地方のキリスト教伝道拠点として、その布教過程を知る上で貴重な場所であり、歴史的に高い価値を備えている。
1981年に県指定史跡に。現在でも、日曜日10時より礼拝が守られている。
天城教会の創立
旧児島郡の地方にキリスト教の伝道が始まったのは明治13年(1880年)頃。岡山教会の創立に始まり、同志社と関係のあるアメリカンボードの宣教師を始め、同志社の神学生を教師とし明治17年(1884年)に創立。
大正時代から昭和初期にかけて幼稚園も開設。第二次大戦中は倉敷教会と合同し、戦後長く教師・信徒がいない状態が続いたが、地域の方からも歴史的価値を推す声が聞かれ、文化財指定へとこぎ着けた。
大正時代から昭和初期にかけて幼稚園も開設。第二次大戦中は倉敷教会と合同し、戦後長く教師・信徒がいない状態が続いたが、地域の方からも歴史的価値を推す声が聞かれ、文化財指定へとこぎ着けた。
明治23年(1890年)建築の礼拝堂
今治の大工、吉田伊平によって、建てられる。米国からの設計図を元に、2階建てでありながら、高い天井を有し、小規模な擬洋風建築でありながら、外部正面車寄せの重厚な蛇腹にかこまれた破風(ペディメント)やアーチ型の欄間、内部の祭壇まわりに用いた装飾手法などに大工の苦心の跡がうかがえる。
また、土台は貴重な岡山県産の万成石を用い、瓦葺きの土塀をわずかに残している。外観その他はほぼ建築当初のまま。県内では、高梁教会に次いで古く、倉敷・児島方面への伝道の拠点地となった。
貴重な品として、地元出身の衆議院議員の星島二郎氏寄贈の鐘がある。
また、土台は貴重な岡山県産の万成石を用い、瓦葺きの土塀をわずかに残している。外観その他はほぼ建築当初のまま。県内では、高梁教会に次いで古く、倉敷・児島方面への伝道の拠点地となった。
貴重な品として、地元出身の衆議院議員の星島二郎氏寄贈の鐘がある。
地域に開かれた場所として
どなたでも自由に見学する事ができます。礼拝堂に入って、時の移ろいをゆっくりと感じられるも良し。ハイキング、サイクリングの途中にふらっとお立ち寄り下さい。
また、映画のロケ地としての活用、結婚式やお葬式、写真撮影等、ぜひお問い合わせ下さい。
(2021.11更新)
また、映画のロケ地としての活用、結婚式やお葬式、写真撮影等、ぜひお問い合わせ下さい。
(2021.11更新)
団体名
日本キリスト教団 天城教会
所在地
〒710-0132 倉敷市藤戸町天城144
電話番号
086-428-4061
ポイント
FAX:086-428-4061
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