玉島歴史民俗海洋資料室

玉島エリア|見学

玉島という街の歴史や民俗に関する資料や情報を集めた展示室。古くは古代から現在に至るまでの歴史の遍歴が展示されています。

玉島の歴史・民族を伝える展示室

 玉島はかつて瀬戸内海に点在する小さな島々でした。江戸時代になると松山藩により大々的な新田開発が行われ、寛文11年(1671年)には新町に堤防が築かれ、阿賀崎新田が開発されました。この堤防の上には高梁川流域の港問屋が移住し、蔵や店が軒を連ねました。また周辺地区にも多くの商人たちなどが移り住むようになりました。
 また不用になった堤防の内側に水路を作り、高梁川の流れを導き、新田のための灌漑用水と運河の役割をもつ高瀬通しが完成しました。こうして北前船と高瀬舟の水運により、玉島は元禄時代には港町として最盛期を迎えました。
 玉島には日本遺産ストーリー「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~」を構成する重要な文化財が今に残っています。
 「玉島歴史民俗海洋資料室」は海とともに暮らし、発展してきた玉島の町の歴史や民俗に関する資料・情報を集めた展示室です。郷土の歴史や民俗を知る上で欠かせない貴重な資料の数々が並んでいます。

今昔の玉島を展示物、説明で分かり易く解説

 古代~近現代までのコーナーでは、玉島に人が住み始めたと思われる古代にはじまり、中世に土器を積み出す港であったことや、近世の江戸時代に千石船との交易を通しエリア港湾都市として栄えていた頃の資料を見ることができます。展示室では千石船・高瀬船の模型も展示されています。そして、明治以降はそれまで盛んであった綿栽培から綿紡績産業が主流になっていったこと、特に昭和に入ってからは、国際物流の重要拠点「玉島ハーバーアイランド」の建設など、時代別に玉島の歴史・地域の変化についての説明がされています。「スタディーテーブル」コーナーでは玉島の観光スポット、名所を紹介しています。

「乙島祭り」についての情報が集結

 展示室を入って左側には、「乙島祭り」を紹介しています。毎年10月最終土・日曜日に開催される乙島祭りは夜がまだ明ける前から神社に参加者が集まり、神事をはじめ、練り歩きや差し上げなどの大場物(千歳楽・お船・だんじりの山車)のパフォーマンスを見物します。そして、夕方には町内の巡回を終えた大場物が堤灯の灯りに照らされながら、神社の170段の階段を練り登っていきます。かけ声、大場物の担ぎ手の熱気、観客の歓声が重なって、お祭りの現場は毎年圧巻なものに。この民俗ゾーン(乙島祭りコーナー)ではこの乙島祭りについても由来から特徴、千歳楽・お船・だんじりの山車についての詳細も説明してあり、乙島祭りを一から十まで学習できます。 (2021.11更新)

団体名

玉島市民交流センター

所在地

〒713-8121 倉敷市玉島阿賀崎1-10-1

電話番号

086-526-1400

ポイント

開館時間:9:00~22:00 
休館日:5月・8月・11 月・2月の第4月曜日、
    12/29~1/3
入場料:無料
駐車場:あり

ホームページ

https://www.tamashima-cec.jp/