ライフパーク倉敷 倉敷埋蔵文化財センター

水島エリア|見学

倉敷市内の埋蔵文化財を保護・保存するための拠点施設

倉敷市内の埋蔵文化財を保護・保存するための拠点施設であり、古代のくらしきや遺跡について学習することができます。

発掘調査や遺跡について学習できる施設

 「倉敷埋蔵文化財センター」は、市内の埋蔵文化財を保護・保存するための拠点施設として、平成5年(1993年)にライフパーク倉敷内に開館しました。館内には、出土遺物を陳列した展示室やそれらを保管する収蔵庫をはじめ、遺物の化学的処理を行う木器・鉄器処理室や遺物整理室などがあります。

見て、触れて、楽しく学べる展示室

 まず、建物内に入り左手にあるのが「展示室」です。ここでは倉敷市内で発掘された遺物や復元された弥生時代の竪穴式住居が展示されているほか、土器の復元が疑似体験できる立体土器パズルや、本物の土器や古代瓦に触れることのできる「さわってみよう」のコーナーなどがあります。また、小さな子どもでも楽しめる「パズル」や「すごろく」などもあり、子どもから大人まで楽しみながら学べる工夫がされています。  展示室でまず目を引くのが、壁一面に展示された長さ6mを超える「船倉貝塚」の貝層断面です。船倉貝塚は、平成3年(1991年)、船倉町の小町トンネルの工事中に偶然発見された縄文時代の貝塚で、縄文時代前期~後期の土器や石器が出土したほか、人骨も4体見つかりました。貝層断面は、実際の遺跡から特殊な方法で剥ぎ取った「本物」で、よく見ると土器の破片や石器のほかに、当時の人が食べた獣や魚の骨などを見つけることができます。  展示室の奥の壁面ケースには、発掘調査で出土した土器や石器などの遺物が時代ごとに展示されており、旧石器時代から古代・中世までの遺跡について、わかりやすく説明されています。  また、展示室の一番奥にあって一際目立つのが、復元された弥生時代の「竪穴式住居」です。この復元住居は、実際の発掘調査で検出された住居跡の大きさや形、柱の数などを忠実に再現したもので、原寸大の約半分を復元することにより、床から天井までの構造がよくわかるようになっています。

発掘後の整理作業を拝見

 発掘調査は、遺跡を調査すれば終わりというのではなく、その後には、調査で出土した遺物の洗浄・接合・復元などを行う、「整理作業」と呼ばれる大切な作業が残っています。整理作業が終わった遺物は個々に調査・研究され、最終的には資料として収蔵・展示されます。  遺物は長い間土の中に埋まっていたため、完全な姿で出土することはほとんどありません。そこで、専門の職員によっていくつもの工程を経て、整理作業が行われます。倉敷埋蔵文化財センターでは、作業室がガラス張りになっているため、実際に整理作業を行っている様子を見ることができます。また、作業の流れの説明や作業で使う道具も展示されており、私たちが普段目にしている展示物(遺物)がどのような過程を経ているのかを学習することができます。 (2021.11更新)

団体名

倉敷埋蔵文化財センター

所在地

〒712-8046 倉敷市福田町古新田940

電話番号

086-454-0600

ポイント

開館時間:9:00~17:15
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
入館料:無料