クラフトビール
((株)真備竹林麦酒)

真備エリア|地酒・ワイン・ビール

真備町の自然を取り込んだクラフトビール

        クラフトビールの製造・販売

甘めでコクのある真備町のクラフトビール

 倉敷市真備町の特産品である竹の表皮粉を入れた抹茶風味の緑色をしたビール「竹林の七賢」、真備から矢掛方面を望んで見える夕日をイメージした華やかなピンク色をした「呉妹(くれせ)の夕陽」など、『株式会社 真備竹林麦酒』のクラフトビールは真備町の豊かな自然を取り込んでいます。味は甘めでコクがあり、「ワインのよう」と評されることもあるそうです。
 代表取締役の守屋寛人さんは真備町出身で、平成19年(2007年)からクラフトビールの仕事に携わり、特定非営利活動法人 岡山マインド「こころ」が開業したビール事業部の醸造責任者として11年間を過ごしました。このときに製造を始めたのが現在のラインナップで、倉敷市で行われたG7サミット(主要国首脳会議)の閣僚会合では平成31年(2019年)のG7倉敷労働雇用大臣会合、令和5年(2023年)のG7倉敷教育大臣会合の公式夕食会のドリンクに採用されました。
 『株式会社 真備竹林麦酒』は特定非営利活動法人 岡山マインド「こころ」のビール事業部から令和5年、商品と商標を受け継ぎました。

目指すは100%真備町産原料のビール

 製造するクラフトビールはほかにペールエールの「ささ」、ブラウンエールの「たけ」、スタウトの「やた」があり、大手ビール会社のピルスナー(ラガー)タイプとは異なる特徴を持っています。いずれも真備町をはじめ岡山県内で生産される原料を生かし、「呉妹の夕陽」の色合いは岡山市東区矢津でハーブ栽培を行う『ゆめ百姓』のハイビスカスで出しています。また「竹林の七賢」に使われる竹の表皮粉は真備町で竹集成材を活用した家具や雑貨を製造する『TEORI(テオリ)』から譲り受けています。理想は「100%真備のビールを作ること」と守屋さんは話します。真備町服部で栽培されるビール麦、平成30年(2018年)7月の西日本豪雨により浸水するまで使用していた製麦装置を復活させて作る麦芽、地元の水とホップを使ったビールの製造が当面の目標となっています。
 現在はほぼ毎週末、岡山県内をはじめ近県のマルシェなどのイベントに出店し、多くの人と交流しながら真備町のクラフトビールの味を広めています。
(2025.02)

団体名

株式会社 真備竹林麦酒

所在地

倉敷市真備町有井108-3 三宅第2ビル201号室

電話番号

090-4520-6495

代表者

守屋寛人

ポイント

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