鷲羽のり

児島エリア|地場食品

下津井で3代続く海苔生産業者の一番摘みの海苔

海苔の養殖、海苔製品の製造

冬場の仕事を創出するため始めた海苔の養殖

 倉敷市下津井で養殖海苔の製造・販売を行う『南條海苔』は昭和49年(1974年)、南條岩松氏によって創業されました。きっかけは、漁のない冬の時期、若い漁師に仕事を創出するため、海苔の養殖を始めたことでした。養殖場は高梁川の河口にあたる海域で、山からの栄養を湛えた真水が流れ込み、また、潮の流れの速い下津井沖の波にさらされるため、栄養豊富で、しっかりとした厚みのある海苔の品質が保証されました。最盛期には40軒近くの海苔業者がいましたが、現在は5軒だけが営業を続けています。海苔の養殖は、海面に海苔網を設置して行われます。毎年10月に準備を始め、海苔のタネを育てる育苗を慎重に終えると、気温の低い12〜3月に育ち収穫をします。網から獲ったシーズン最初の海苔は「新海苔」、「初摘み海苔」といわれ、とくに栄養豊富でやわらかく、真っ黒でツヤがあります。

極上の海苔を選り抜いて使用した「鷲羽のり」

 『南條海苔』では平成27年(2015年)から、初摘み海苔から優れたものだけを「鷲羽のり」ブランドとして、「焼きのり」、「味付けのり」、「塩のり」などの製品にして販売しています。味付けや焼きなど、海苔の加工についても、笠岡市、広島、兵庫の加工会社の得意分野を吟味し、依頼しています。県内で最高水準の製品の証となる農林水産大臣賞を何度も受賞し、どこにも負けない自負を持って、海苔づくりを続けています。また瀬戸内海の生き物や昔話・桃太郎の登場キャラクターをかたちにしたカットのり、化学調味料不使用でビリ辛感を控えめにした子ども向けの味付け海苔などの新商品を開発。令和4年(2022年)には、桃太郎のストーリーを4コママンガにして切り絵のようにレーザーカットした海苔をアパレルの『BEAMS』と共同開発するなど、現代にアップデートされた商品展開にも注目が集まっています。(2024.3)

団体名

株式会社南條海苔

所在地

倉敷市下津井4-1-4

電話番号

086-479-9125

代表者

南條雄二

ポイント

農林水産省大臣賞など多数受賞の下津井産「鷲羽のり」の製造・販売。取扱店は自社サイトに掲載。オンライン販売あり。

ホームページ

https://nanjonori.jp/