竹炭製品

真備エリア|工業製品・その他

竹炭・竹酢液、竹炭製品の生産販売

タケノコで有名な箭田の竹炭工房

 倉敷市真備町のほぼ中央に位置する箭田(やた)地区。奈良時代、唐に2度渡り、18年間に学んだ知識を生かし日本の政治、法、教育、軍事技術などに貢献し、左大臣に重用された吉備真備公は、箭田を本拠地とする氏族の出身でした。吉備真備公と並んで、全国的な知名度を誇るのが、箭田のタケノコです。竹の種類は、日本で育つ竹としては最大の孟宗竹(もうそうちく)で、高さは最長25mにも及びます。19世紀の初め、箭田の妹尾嘉吉氏が吉備郡下倉村(現在の総社市昭和町)から譲り受け、植えたことが始まりだと記されています。粘土質の箭田の土壌は、竹の栽培に最適で、タケノコは白くて大型に育ちます。肉厚で柔らかく、えぐみが少ないため、高級食材として毎年3~4月に各地へ出回ります。
 現在、箭田には約100ヘクタールの竹林があります。竹の生長は速く、またおいしいタケノコを育てるため、タケノコ栽培農家は竹を定期的に間伐し、その竹の活用法として、竹炭の製作が考案され、平成11年(1999年)11月、真備町竹炭生産販売組合が設立されました。

竹炭の力を蓄えた、有益な製品が多数

 現在、真備町竹炭生産販売組合が製造する「真備竹炭」は、棒状や細かく砕いた状態にして、様々な製品になっています。伐採された孟宗竹は、まず数週間ほど屋外で乾燥させ、年に5~6回程度、窯で焼きます。約3トンの竹を、密閉した巨大な「マービー窯」で3日3晩、800℃の高温を目安に焼成し続けます。組合員は交代制で火の番をするそうです。4日目の朝から送風を始め、その後自然冷却し、完全に冷めた時には、約3トンの竹は、300~400kgの竹炭になります。
 真備町竹炭は表面積が大きく、叩くと備長炭に負けない金属的な音がします。また、窯を焚く際に出る煙が煙突をつたう時に出来る竹酢原液は30~50倍に薄めて園芸用に使用できます。「真備竹炭」の製品は、個人住宅関連やタイヤメーカーなどからも要望され、その品質の高さには定評があります。 (2020年1月)

団体名

真備町竹炭生産販売組合

所在地

倉敷市真備町箭田458-1

電話番号

086-698-3843

代表者

川田征二(組合長)

ポイント

月・火・木・金曜の9:00~12:00は工房で直接購入可能。
真備竹炭チャコール(150g)320円、不揃い炭(5kg)1260円。
竹酢原液(1000ml)840円ほか
駐車場:6台