真備焼き(まきびやき)

真備エリア|菓子類

洋菓子の製造・販売

西洋饅頭「真備焼き」の誕生秘話

 地元で愛される洋菓子店『ウォールウォーレン』の「真備焼(まきびやき)」は、西洋饅頭と呼ばれています。ふっくらと柔らく、しっとりとしていて、頬張ると、薄めの皮のもっちりとした感触と、中身のあんの上品な風味に驚かされます。小豆の粒の具合が絶妙な「粒あん」と、総社の白桃ジャムを白あんに練りこんだ「白桃」の2種類があります。この商品が誕生したのは、平成24年(2012年)。代表の佐藤敦志さんは、東日本大震災の発生から数ヶ月過ぎた頃、福島県南相馬市の専門学校でともに学んだ友人を訪ねました。再開したばかりの友人の店を手伝いながら、同時に和菓子の小豆の炊き方や饅頭の皮の包み方を教わりました。倉敷に戻った佐藤さんは、洋菓子店の作るお饅頭に挑戦しようと考え、約1年間、試作を重ねて「真備焼」を完成させました。読み方を「まびやき」ではなく、町名の由来になっている吉備真備(きびのまきび)公からいただき「まきびやき」とした点に地元への思いが感じられる品です。

地元で愛される洋菓子店

 『ウォールウォーレン』が誕生したのは平成12年(2000年)1月。店名はドイツ語で「心づくし」や「親切心」という意味だそうです。工房を併設した店先に並ぶのは、鮮やかな色のフルーツを乗せた生ケーキや、季節ごとで内容が替わるロールケーキ、プリン、窯から出したてのパイ、そして可愛らしいパッケージに詰められた焼き菓子です。生ケーキは出来るだけ地元の材料を使い、フルーツの少ない冬場でも生産を続ける農家まで週に一度、仕入れに出かけます。最近は手土産にできて、配送も可能なリーフパイやパウンドケーキ、クッキーなどの焼き菓子に力を入れています。平成30年7月豪雨では、店舗も工房も屋根付近まで浸水しました。「『真備』という地名を前に出すことが、復興につながればいいなと思っています」と佐藤さんは語ります。 (2024.2更新)

団体名

ウォールウォーレン有限会社

所在地

倉敷市真備町川辺538-4

電話番号

086-697-0876

代表者

佐藤敦志(代表取締役)

ポイント

営業時間:10:00~18:00

定休日:月曜日(祝日の場合は翌日休)

「真備焼」200円、生ケーキ440円~、焼き菓子180円~

駐車場:10台

ホームページ

http://www.wohl-wollen.com