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町家を観よう

町家を味わいつくす観どころポイント

「倉敷窓」「倉敷格子」など、巧みな意匠が息づく倉敷の町家。江戸、明治、大正、昭和と、時代の移ろいとともにさまざまな建築様式の町家が倉敷には混在しています。
倉敷独自の建築様式や歴史を紐解くことで、その魅力がより鮮明に心に刻まれます。

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大橋家住宅

江戸後期、水田や塩田開発などで、地位と財を築き上げた大橋家。1796(寛政8)年から1799(寛政11)年に建築されたこの屋敷は、「倉敷格子」「なまこ壁」など、倉敷独特の美しい意匠を随所に有し、倉敷町家の典型的建造物と言われています。国の重要文化財にも指定され、倉敷で唯一、内部の見学ができます。

中でも見ごたえがあるのは、武家や豪農などしか設置ができなかった「長屋門」。町家としては珍しく、この界隈では大橋家だけに見られる造りで、往時の名声と格式の高さがうかがい知れます。風情ある各部屋のしつらえ、豪商らしさをものがたる家財道具や日用品の展示も見事。端々に満ちる風格に浸りながら、町家の真髄を心ゆくまでご堪能ください。

築 年  : 1796(寛政8)年~1799(寛政11)年
元は?  : 豪商宅
見どころ : 主屋・長屋門・米蔵・内蔵の4棟が国の重要文化財の指定を受けている。1階の「倉敷格子」や「なまこ壁」、2階に備えられた「倉敷窓」など、倉敷独特の建築美も味わい深い。
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所在地  : 倉敷市阿知3丁目21-31
営業時間 : 9:00~17:00(4月~10月の土曜日は18:00まで)
お問合せ : 086-422-0007

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大橋家住宅

楠戸家住宅

「はしまや」の屋号を持つ、1870(明治2)年創業の呉服店。(現在の店構えは明治中期に整えられたとされています)漆喰を塗り込めた「虫籠窓(むしこまど)」のある主屋や「なまこ壁」を持つ蔵など、重厚な屋敷構えが特徴で、岡山県内で初めて国の有形文化財に登録されました。建物内には、カフェやギャラリー、家具のショールームなども併設。町家の魅力を多角的に発信しています。

「夢空間はしまや」の情報

所在地  : 倉敷市東町1-20
営業時間 : 10:00~17:00(火曜定休※不定休有)
お問合せ : 086-422-2564

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  • 築 年: 1882(明治15)年
        〜1887(明治20)年
  • 元は?: 呉服店
  • 見どころ: 近畿地方の町家様式を踏襲。主屋2階の漆喰で塗り固めた「虫籠窓」など、当時と同じ姿を現代に残しています。
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大原家住宅

倉敷窓や倉敷格子、白壁など独特の意匠を備え、倉敷の典型的な町家として往時の姿をよくとどめています。
国の重要文化財に指定されています。
※外観のみ見学可能

所在地  : 倉敷市中央1-2-1

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有隣荘

大原孫三郎が家族で住むために建てた大原家の旧別邸。独特の製法で焼かれた瓦は、見る角度によって緑色に光り、地元では「緑御殿」とも呼ばれています。
※特別公開以外は外観のみ見学可能

所在地  : 倉敷市中央1-3-18

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