倉敷エリア

ロマン薫る「天領」の地に新しい文化と産業が息づくまち倉敷

白壁のまち、文化のまち倉敷は、江戸時代、天領として栄えた商人のまち。白壁の屋敷、まちの建築様式に息づく江戸の風情、
「天領」として栄えたまち
紡績のまち倉敷
美術館・文化施設
  1. 倉敷美観地区「本町」
  2. 倉敷美観地区「倉敷川畔」
  3. 倉敷美観地区「東町」

美しい町並みの至る所に見える「天領時代」

倉敷川を中心とする一帯は早くから干拓による田地の開発が進められていました。その後、慶長5年(1600年)に備中国奉行領となり、倉敷は松山藩の玄関港として上方への物資の輸送中継地となります。やがて寛永19年(1642年)に代官所が置かれ、天領となりました。

以後、幕府の保護や周辺の豊かな産物を背景に、物資の集積地として成長し、倉敷美観地区周辺一帯はさらに活気を帯びて行きました。

当時の倉敷川は潮の干満を利用して多くの船が航行しました。倉敷は物資輸送の集積地として、川沿いには、塗屋造りの町家や白壁土蔵造りを中心とする町並みが形成されていきます。

本町から東町へと続く通りは、かつて倉敷の中心部と早島を結ぶ街道筋で、倉敷川沿いより先に町となりました。かつては箪笥屋、桶屋など職人達が軒を連ねていたといい、現在も格子戸の宿、杉玉が軒に下げられた造り酒屋、阿知神社へと続く参道等々、昔のままのような風景に出会うことができます。

  1. 美観地区を象徴する場所 『倉敷川畔』
  2. 昔のままのような風景に出会える 『本町』
  3. 歴史と生活感が絶妙に調和する 『東町』

歴史と生活感が絶妙に調和したまち

本町・東町界隈は、大部分が町並み保存地区に指定されていますが、現在も約200世帯の人々が暮らしています。白壁や格子窓のある家々からは、住む人の息づかいも聞こえてきます。

そんな家並に溶け込むように、ギャラリーや雑貨店、ジャズ喫茶、茶道家元を改築した喫茶店などが点在し、古い歴史文化の中に新しいセンスやモダニズムが調和しています。人々の心をなごませ、大人が落ち着いて散策できる雰囲気がそこにはあります。

  1. 江戸から大正・昭和と歴史を積み重ねる 『倉敷美観地区』
浴衣で散策も楽しいね♪

美観地区観光マップ

現在の倉敷市の市街地中心部で往時をしのばせるのが、倉敷川畔の「美観地区」や鶴形山南麓から東西にのびる「本町・東町」といった美しい町並みです。JR倉敷駅から南へ徒歩約10分にあるこのエリアは、倉敷観光の中心となっています。

一方、デパートや商店街は倉敷駅南口周辺の徒歩5分圏内に集中しており、駅から美観地区にかけての通り沿いにある商店街には飲食店や商店が立ち並び、庶民的な味わいを醸し出しています。

美観地区観光マップ

周辺のお店情報


Copyright © Kurashiki City All Rights Reserved.