染めの技術を次世代に伝えたい、という思いで体験工房を開設したご主人。そのご主人から渡されたのは、真っ白なタオルマフラー。染め残しの模様を付けるため、何ヶ所かゴムで縛っていきます。
住所 | 倉敷市児島下の町4-10-8 |
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電話番号 | 090-1183-70702 |
営業時間 | 10時~16時30分 |
休業日 | 月曜日(祝日の場合は翌日) |
料金 | 2,000円/1人 |
「どんぐり工房」では、藍染、どんぐり染、柿渋染など、さまざまな染色が楽しめます。染めたい色に合わせて染料を用意してくれるので、事前に相談しておきましょう。青く染めたい彼は「藍染」を体験。布を浸けこむほど、どんどん濃い青に変化してゆきます。赤く染めたい彼女は「ラックダイ」という昆虫の分泌物から作られた染料を使用。染めた後、お酢で洗うと鮮やかな紅色になりました。
染め上げた布を水で洗い、ゴムをはずして、乾かしたら世界に一つのタオルマフラーが完成!きちんとシマシマにこだわった彼女、思いつくままにゴムを縛った彼、どちらも素敵な作品に仕上がりました。布を乾かしている間は、ご主人がこれまで染め上げてきた数々の作品を鑑賞しながら、のんびりおしゃべりを楽しみましょう。
次は、国道430号線から和井田港西交差点を北に入った大福店でおやつを購入。大粒いちごや桃太郎マスカット(7月~12月限定)、バナナ、マンゴーなど、中にはフルーツがぎっしり!ほおばると、爽やかな香りが口いっぱいに広がります。約15種類の大福があり、好きなものを詰めあわせてお土産にもできます。(1個158円、マスカットのみ200円)
どんぐり工房のご主人から「面白い織物工場があるよ」と紹介され、やってきたのが「石井織物工場」。中に入ると18台の「豊田式力織機」がずらりと並び、ガシャン、ガシャンと音を響かせながら、次々と布を織りあげています。力織機で織られた布は、ほつれにくく、強度があり、独特な風合いがあります。現在はもう生産されていない機械ですが、毎日メンテナンスすることで、できるだけ長く活躍させたい、と工場長が語ってくれました。
山道を車で走り抜け、たどり着いたのは、標高235mの「王子が岳」。海水の浸食などによってできた奇岩が、ユニークな景観を作り出しています。穏やかな坂を上ったり下ったりしながら、「ニコニコ岩」に到着。そこからさらに海側に上がれば、瀬戸大橋から四国連山まで見渡せるビューポイントです。カメラに収まりきらない絶景をじっくり目に焼き付けて!