第25回 ナチュラルアート作品展
平成29年4月8日(土)・9日(日)倉敷市美観地区の入り口にある倉敷物語館で、
第25回 ナチュラルアート作品展が開催されました。
ナチュラルアート作品とは、
焼かずに固めた手作りの器に季節の草花を植え込み自然と癒しの空間を表現したのが
「ナチュラルアート」です。「倉敷インテリア盆栽」としても知られています。
この器は土(真砂土)と特殊な液を混ぜて、1週間ほど型に入れた状態で固めたもので、
いったん固まった器は水に浸けても壊れません。さらに、不要になれば砕いて土に戻すことができる
環境に優しい器です。(パンフレットより)
逆光の器の向こうには、田中会長さんがおられます。
取材を快諾して下さった会長さん、偶然私のカメラとナチュラルアートと重なっていらっしゃいました。
背景には、広い庭とベンチで寛ぐ人々の姿も♪
右上のナチュラルアートの花器には、こんな素敵な椿の模様が!! この花器にも可愛い模様が小さく付けられていました。
倉敷物語館全館を展示場にして、実に135名の方々が、作品を出していらっしゃって本当に見応えがありました。
また2階では、お茶席もあり、訪れる人一人ひとりに美味しい抹茶を無料で接待してくださいました。
もちろん入場も無料。至福のひとときを過ごさせていただきました。
また多目的ホールの蔵では、講師の方々の作品が、ずらりと並び活けられた花はもちろん、その多彩な花器の
いろいろをため息交じりに鑑賞したのでした。
本当に多彩な個性あふれる花器。それらを砕いて土に戻すこともできるエコな器。本当に優れものです🎶
倉敷物語館長屋門の受付には、まだまだ署名のお客さんが夕暮れ迫る中、途切れることがありませんでした。
倉敷物語館を出て見ると、曇天に加えて、夕暮れの中でも、満開の桜が、一段と観光客を喜ばせていました。
白鳥も桜の下で寛いでいるようでした。今橋の向こう、大原邸の桜も満開で、インドからの観光の方々は、
夢中で、桜を背景に、記念写真を撮っていました。
雨模様という予報にもかかわらず、倉敷河畔は、そぞろ歩きを楽しむ人々に満ちていました。
どうぞみなさんも花の美観地区をも楽しみにいらっしてください。