市民公開講座 第15回もの忘れフォーラム
平成29年3月11日(土)13:00~16:00
くらしき健康福祉プラザ 5階プラザホールで
~認知症と自動車運転~
というテーマで公開講座が開催されました。
折からくらしき健康福祉プラザ の東側にある倉敷川小瀬戸の堤防には、春に先駆けて咲く河津桜が満開で、
その花を愛でながらウォークを楽しむ人々の列が延々と続いているはずでした。
2017年3月11日(土)
「歩くよろこび ふれあう心 夢と歴史の瀬戸の道」をテーマに
開催されているウォーキングイベント。
瀬戸大橋のかかる倉敷市と、歴史と自然の調和した吉備路を舞台に歩く祭典です。(倉敷市HPより)
「咲き満ちてこぼるる花もなかりけり 虚子」 という句を思い出さずにはいられない満開の河津桜です。
また3月12日(日)には、くらしき健康福祉プラザにも市役所を出発した人々が、健脚を頼みに元気に通過して
行かれました。
続々とぞくぞくと!!このコースは、倉敷市役所~くらしき健康福祉プラザ~厄神社
~連島西浦小学校~箆取神社~水玉ブリッジライン~円通寺~玉島支所
高梁川を渡る20キロのコースです。まだここは、ほんの入り口に過ぎないのです。
皆さんのスピードは速く、瞬く間にプラザを過ぎていかれました。
しかしその前日、11日(土)ここくらしき健康福祉プラザでは、
第15回もの忘れフォーラム
~認知症と自動車運転~
という市民公開講座が開催されていました。
観光ではありませんが、観光におおいに関係のある高齢者の道路交通法が12日に改正されるとの講習でした。
もの忘れが激しい年代に突入している人でも、車を運転している人は筆者の周囲にもたくさんおられます。
身につまされる話として、一生懸命聞きました。
この高齢者講習制度が変わります! 平成29年3月12日から
という細部に基づいて、膨大な資料のもと、
第一部 講演 「道路交通法の改正について」
講師 岡山県警本部 交通部 運転免許課
高齢者講習担当課長補佐 村野 耕司 先生
第二部 講演 「認知症と自動車運転について」
講師 高知大学医学部神経精神科学教室
上村 直人 先生
お二人の先生が、10分の休憩をはさんで、詳しく、解りやすく教えてくださいました。
高齢者の交通事故がテレビや新聞紙上をにぎわす昨今、
改正道路交通法を肝に銘じて運転したいものだ思ったのでした。