レンタサイクルで巡る 下津井の町
瀬戸大橋の見える児島には、「下津井」と呼ばれる港町があります。
かつて下津井は、北前船が運ぶニシン粕の荷卸し拠点として栄えていました。
今も漁師の船が行き来し、瀬戸大橋と漁港のコントラストは、絶景スポットとして有名です。
美しいその風景は、映画のロケ地としても有名で、この春公開予定のアニメ映画の舞台にもなっています。
下津井の絶景スポットをめぐるには、循環線バス「とこはい号」、レンタサイクルがお奨めです。
本日は天気が良かったので、レンタサイクルで下津井まで絶景スポット巡りに行ってきました。
児島駅から出発し、児島インター方面を目指します。
鷲羽山を自転車で登り、扇の嵶(おきのたわ)トンネルを抜けると、目の前に瀬戸大橋が見えます。
扇の嵶トンネル出口付近
鷲羽山を下津井方面へ下れば、瀬戸大橋展望所があります。
ここで自転車を止めてゆっくりと景色を眺め、写真を撮りました。
瀬戸大橋展望所
更に山を下り、まずは田ノ浦港へ向かいます。
民家の脇道をすすむと「田ノ浦坐神社」(たのうらにましますじんじゃ)があります。
続いて訪れたのは、吹上港近くにある「観音寺」。
ここは「児島八十八カ所霊場 三十二番礼所」であり、その大きな鐘楼の音色は今も昔も、下津井の人々に愛されています。
次に向かったのは「四柱神社」(よはしらじんじゃ)。
石段は急ですが、一段上がるたびに、背面には美しい景色が広がります。
次は、「下津井回船問屋」。
こちらには展示や資料館などがあり、下津井の歴史がよくわかります
そして最後に訪れたのは「祇園神社」。
その見事な彫刻は塩飽大工の造ったものと言われています。
境内からは、美しい瀬戸内海が見渡せます。
本日はレンタサイクルで回りましたが、バスに乗って下津井港で下車し、ゆっくりと歩いて町並みを見て、絶景スポットを回るのもおすすめです。
訪れる場所ごとに、歴史を感じ、そこから見える下津井の絶景に心が洗われます。
どこか懐かしさを感じる下津井の漁師町は、かつての幼き日の日常を思い出させてくれるかもしれません。
近代文化の象徴・瀬戸大橋と、歴史感じる下津井の港町をぜひ見に来て下さい。