ツツジの咲く瀬戸内の丘 ~ツヅジ山再生プロジェクト 講演会~
平成26年 10月4日(土) かねてよりお知らせしていたツヅジ山再生プロジェクトの会の方々による、
「ツツジの咲く瀬戸内の丘」と題して、講演会が開催されました。
開会の挨拶をされるツツジ山再生プロジェクト会長の竹井 皓三氏
戦前早春の頃に町屋から帯江銅山の眺めると、その一帯がコバノミツバツツジの薄いピンク色に染まり、
町屋の人たちが弁当を下げて花見に出かけたとの記事がありました。
どうしてコバノミツバツツジが消えてしまったのか、疑問として残りました。
そして再びツツジがたくさん咲く丘に戻ることは出来ないだろうかとの疑問が次々にわいてきました。
そこで、植物生態学の研究で有名な岡山理科大学学長の波田善夫先生をお迎えして、
中庄地域を含めた瀬戸内一帯の植物(主として野生のツツジ)のお話を聴かせていただくことになりました。
(ツツジ山再生プロジェクト講演会案内のチラシより抜粋)
生物地球学部生物地球学科教授、波田先生は、平成4年より岡山県自然保護審議会委員、環境庁自然環境保全
基礎調査検討会検討員、国土交通省河川アドバイザー、鯉ヶ窪湿生植物群落調査委員会副委員長など歴任。
研究分野は植物生態学。湿原植生の植物社会学的研究からこの道に入る。湖沼・河川などの水に関係する
植生の成立要因解析、植生の保護・保全、ビオトープなどに関する研究も行っている。岡山県自然保護センターの
湿生植物園造成・岡山県総社市ヒイゴ谷湿原など、湿原の移設・造成・保護保全などにかかわっていらっしゃるとの
ことです。(ツツジ山再生プロジェクト講演会案内のチラシより引用)
パソコンからスクリーンに映し出されたツツジのいろいろ。ツツジの種類の多さ、多種な性質など、わかり易く説明して下さり、
改めて自然の織り成す不思議さを感じさせられました。
それぞれの種類、わかりやすい説明文を読んで、
先生の自然に対する
愛情の深さを感じ取って下さい。
そして中庄の地に一日も早く、ツツジ山が再生されることを
皆さんと一緒に夢見たいと思います。
10月17日には、ツツジの苗を植える植え方の講習会があります。
詳しいことはツツジ山再生プロジェクトにお問い合わせください。
お問い合わせ ツツジ山再生プロジェクト (田中)
〒710-0016 倉敷市中庄団地16-9
℡ 090-8241-9365
E-mail yoko4922@yahoo.co.jp