矢上山 宝島寺 塔婆供養
矢上山 宝嶋寺 正門
庭にはご住職の奥様の今は亡きお母様が植えられたという千両が赤い実をつけて、あちらこちらお寺の庭を
彩っていました。お母様の丹精が、目に見えるようでした。
用意万端整った美しい祭壇。 奥には、4月潅仏会花祭りに 本堂 緋毛氈の階段を上られる
お釈迦様の乗られる、象の置物も控えていました。 檀家の方々。
1人6枚づつの散華が始まりました。お参りした人のうち、30人にしか与えられないそうです。
どなたのお声も美しく、中身はわからないながら、聞きほれてしまいます。
お経は佳境を迎え、各家の卒塔婆をお坊様お一人お一人が、心を込めて、お経を授けてくださいます。
ありがたいお経のあとは、毎年のことですが、檀家の方々に、心づくしのバラ寿司と、実においしい白和えと、澄まし汁が
振舞われます。皆さん、本当に心からありがたがって、いただきます。
客殿には、秋の屏風、 寂厳和上の額。 飾り棚には、 朱色も美しい金庫??
大輪の山茶花 茶室に行くまでの廊下 クチナシの実が千両と競って! 茶室に行くまでの庭も紅葉して♪
茶室の前庭 ちょっとお客さんの途切れた間に写させてもらいました♪ おいしい上品なお菓子と!
昼食と、デザート(?)にお点前をいただいたあとは、井原市吉祥寺住職 服部大僧正の法話がありました。
たくさんの参拝者'で、客殿は埋め尽くされました。
次の行事は年末大晦日の晩に修法する柴燈護摩(さいとうごま)供養が
午後11時から宝島寺境内で開催されます。漆黒の夜空に舞い上がる
紅蓮の炎は見事です。ぜひご参拝して、新しい年を迎えにいらして下さい。