伝統芸能協会倉敷 第一回コラボレーション in 2014
平成26年 11月2日 (日) 午後2時~4時30分
会場: くらしき健康福祉プラザ (5階プラザホール)
で 2014年度 伝統芸能協会倉敷 の第1回コラボレーションが開催されました。
伝統芸能協会倉敷 代表 佐伯 明彦 氏
くらしき健康福祉プラザ 5階プラザホール受付で受付に訪れてこられた人たち。
受付に座られるのは川崎医療福祉大学華道部の皆さん他が活躍されていました。
プログラム 1
茶道 お点前 速水流 客振り と 筝曲 みだれ 虹 の コラボレーションでした。
2 花のにっぽん総おどり
民舞踊
3 千鳥の曲
千鳥の曲に合わせて、 花を活けられる華道部1年生のみなさん。唄と箏を見事に披露される鈴木泉芳さん。
涼やかな声と箏の奏でる音に、見事な漢詩の筆を運ばれる、書家 山本抱石 氏
4 月夜の古城
フルート、ピアノ、箏の演奏に合わせて、現代倉敷で活躍されている画家 山本博子氏が、ほぼ出来上げっている画に
舞台上で、さらに筆を加えて、見事なコラボレーションを実演されました。
5 民舞踊 で大阪繁昌節を5人の方々で踊られました。舞台が遠く、動きが激しくて、上手く撮れませんでしたこと
お許し下さい。
6 青葉・歓び
5人の男性の息のあった尺八の音に合わせて、華道の先生が歓びを活けて下さいました。
7 古 城
日舞 古城を佐伯 明彦氏独りの箏演奏に合わせて、格調高く踊られた、若柳吉笑翠 氏
8 十日戎 佐伯明彦/補作編曲
三絃 8人 箏 3人 尺八 5人 鼓 1人
による、にぎやかな十日戎の様子が髣髴する音の饗宴に、しばし心を奪われました。
9 琉球民謡による組曲
10 荒城の月
再び日舞の若柳吉笑翠を迎えて、唄、二胡そして箏とのコラボレーションで、哀愁を帯びた荒城の月を踊られました。
11 月影の湖
ソプラノ、ブァイオリン、ピアノ、学生さんを加えた7人の箏の演奏で、月影の湖が演奏されました。さまざまな楽器の音
を縫うように響く、ソプラノの方の歌声が、広いホールに清らかに流れていきました。
12 明日へ
ソプラノ 三宅祐子
ブァイオリン 酒井愛弘 佐貫房子
17絃 佐伯明彦 他の皆さんで、最後に明日へが演奏されました。
明日へ は東日本大震災の後、励ましに行かれたとき合奏された曲だそうです。
伝統芸能の各分野では、概ね、愛好家の減少が多く見受けられる昨今です。
本会では個々の分野の活動だけではなく、相互にコラボレーションも積極的に行い、ジャンルの枠を超えた
活動をして行きたいとの理念に基づき、去年10月27日に、同志数名による会合を持って、スタートする
ことになりました。(佐伯氏、プログラム挨拶文より)
ぜひともこの会が、第2回第3回と続き、倉敷の観光のメインとなるよう、心から切望したのでした。