第32回 ハートランド倉敷 ~地域の魅力再発見~ 玉島Day
ゴールデンウィークも終わった倉敷物語館、美観地区。
でもでもまだハートランド倉敷のイベントは終わっていませんでした。
地域の魅力再発見というテーマで、今年新たに設けられた「地域Day」。
5月の各土曜、日曜日に、「瀬戸の花嫁・川舟流し」が再演され、「竹取物語・川舟流し」は各土曜日に再演されるそうです。13日(日)は玉島羽黒神社のシンボル「からす天狗・川舟流し」が初演されるというので、行ってきました。
まずは倉敷物語館で行われていた特産品販売から。
玉島の特産品を販売するテントでは、玉島みなと若旦那会の法被を着た元気な若い方たちが、はち切れそうな笑顔で物品を勧めていらっしゃいました。
おすすめのからす天狗のアンパン。3個ぐらいの内容のアンパンでした。
玉島にある作陽音楽大学の学生さん。間崎詩音さんと、岡城絵梨菜さん。
お二人の名前を採って、「ERION」と名前を付け、活動されているそうです。
春、となりのトトロよりのメロディー、NHKの主題歌、などなど懐かしい曲から、子供に親しい曲まで、たくさん演奏してくださいました。
最後に「見上げてごらん夜の星を」「涙そうそう」を演奏されて、中高年の方々の郷愁を誘われていました。
倉敷物語館の庭を埋めたたくさんの観客の方々。この後方には、テントの下のベンチや、木陰を求めた人たちがたくさん♪
立ち見の人々もたくさんいらっしゃって、フルート演奏、玉島少年少女合唱団の歌声を楽しんでいらっしゃいました。
素敵でかわいい歌声を披露してくださった少年少女合唱団の少女たち。
成人式の前撮りに来たというお嬢さんと、彼氏(?)
さわやかな笑顔が素敵なお二人でした。アップすることを快諾してくださいました。
まだ川船流しに間がある時間、美観地区をデモンストレーションでしょうか。1枚歯の下駄が素敵♪
かわいい子供のからす天狗もお供していました。
この日の花嫁役は、倉敷小町でおなじみの、貝原 和紗さんでした。
船の航行距離、約500メートル(中橋~今橋~下流~中橋のコースを一周)
出発です。曲は(お立ち酒、長持唄)です。尺八と民謡が朗々と川面を流れていきます。舟が一周した後、綿帽子を脱いだ花嫁さんが、不安定な舟の中で、皆さんにその美しい顔を見せるためにゆっくりと一回りされます。
大勢のカメラのシャッター音が鳴り響く一瞬です。
13時30分からの「瀬戸の花嫁・川舟流し」のあと、14時30分から「からす天狗・川舟流し」が始まりました。
玉島の羽黒神社の拝殿の屋根に飾られている神社の守り神「からす天狗」をイメージキャラクターにして、
町の活性化につなげようと「玉島みなと若旦那会」が考案したそうです。
小学生3人の兄弟が、一緒に乗船していました。
その後倉敷物語館で、倉敷少年少女合唱団の歌に合わせ、地元青年団がお腹に顔を描き、腰をくねらせる「へそ踊り」が披露されました。
玉島地区が、備中地域の中心(へそ)に位置することにちなむそうです。
ユーモラスなへそ踊りに観客たちは、やんやの喝采で、アマチュアカメラマンもシャッターを押すのに余念がありませんでした。
地域の魅力再発見は この後真備Day 19日20日、児島Day26日27日、とまだまだ続きます。
ぜひ皆さん、倉敷美観地区、倉敷物語館ににお越しください。
楽しめますよ♪お待ちしています。