下津井名物 干し蛸
冬の風物詩、下津井名物干し蛸作りが始まったとの情報に、
さっそく出かけてきました。
あいにくの曇り空で海も空も青くはありませんでしたが、
まずは瀬戸大橋のたもとに行ってみました。
にび色の海の上には、無数の蛸釣り船が小さな帆を張っていました。
向うにうっすらと見えるのは、四国丸亀の工場地帯です。
瀬戸大橋は今日もその雄大な景色で、四国まで渡っていました。
下津井港はこの橋の袂を西に潜った所にあります。
漁港に行ってみると、干し蛸作りは始まったばかりのようで、漁港の人たちはみな親切に撮ることを容認してくださいました。
ラッキーなことにまだ作業は続行中で、干された頭だけが目立つ蛸も並んでいました。
だらりと垂れた蛸の首のところに切り込みを入れて、足を開くのだそうで、
漁師の方が丁寧にナイフで切り開かれているところでした。
開かれて干されている蛸しか見たことのなかった私たち迷カメラウーマン、
お願いして撮影の許可をいただきました。もちろんブログに載せる許可も!
干し蛸は、この方が子供の時からあったそうです。 下津井大橋を眼前に・・・♪♪
下津井大橋を見上げているような蛸たち♪
右から ♪ 左から ♪♪
艀の上では今漁から帰ったばかりの船から揚げられた蛸を、直談判で買っていらっしゃった奥さん達。右側の写真は揚げられたばかりの蛸を昔ながらの秤で量っていらっしゃいます。
これだけで10キロとも、15キロとも・・・!!
まだうねうねと動き回っている蛸たち。
船から上がった蛸たちは、その場で頭から内臓をぬかれて、丁寧に洗われていました。
漁師さんたちのきびきびした動作の中で、遠慮しつつご厚意に甘えて、写させていただきました。
迷惑顔もされず、快く説明して下さったり、写させて下さった漁業組合の皆さん、
本当にありがとうございました。
その場で新鮮な蛸も買えました。
みなさんもこの冬の風物詩、下津井の干し蛸、是非見に来てください。
漁場の状況次第では、そく売って下さるかもしれません。
自分で干し蛸にしてみるのも一興ですね♪