倉敷市浅原の安養寺で彼岸花とクロアゲハ
彼岸花があっちこっちで咲いているとのSNS情報で
台風一過(2021/9/18)の爽やかな秋風に誘われて、
倉敷市浅原(あさばら)の真言宗のお寺
安養寺(あんようじ)に行って来ました。
(コロナ禍で自粛中のいま、SNSの情報は貴重です)
参道の桜門の上に祀られている大きな毘沙門天を見上げ、
一日も早いコロナ収束を願いながら、その頼もしい横顔を撮影させてもらいました。
そして境内を見渡すと、あちこちに咲く彼岸花を見つけました。
お詣りに来るたびに心和ませていただくお地蔵様に手を合わせ、坂を登って行くと
赤い彼岸花に2頭のクロアゲハが吸蜜しているところに遭遇し、心躍らせたのでした。
こういう機会は滅多に無く、息をつめてシャッターを押し続けたのでした。
“撮影してもいいよ”とでも言っているかのように
立派な羽を広げてくれたのでした。
赤い彼岸花の向こうに白い彼岸花を見つけました。
白い彼岸花の群生も とても綺麗でした。
秋の訪れを告げる清楚な山野草「カリガネソウ」も可愛い花を咲かせていました。
蕾の方が多かったので、まだまだ楽しませてくれそうです。
倉敷と総社を結ぶ浅原峠にある安養寺。
1000年以上の歴史をもつお寺は、「浅原のびしゃもんさん」と呼ばれ
豊かな自然に囲まれた安養寺は、年中、花が絶えない「花の寺」として親しまれています。
特に、6月中旬から7月中旬には、およそ720坪の境内一円に
約30種・2000株のアジサイが咲き誇り
アジサイ寺としても知られています。
そんな安養寺 秋は彼岸花がやさしく迎えてくれます。
なお、安養寺は、福山へ登る浅原コース(旧清音村が整備)の入り口になっています。
コロナ感染対策をしてハイキングを楽しむもいいかもしれません♪
安養寺は、倉敷ICから車で約5分
JR倉敷駅から車で約15分