
8月7日(土)阿智神社(倉敷市本町)で
夏越大祓式(なごしのおおはらえしき)が開催されましたので
さっそく行って来ました。

茅の輪くぐりは、夏越の祓の儀式のひとつで
半年間の罪穢れを清めて災厄を払う神事です。

能舞台には氏子による見事な献花が飾られていました。

夏越大祓式はコロナ禍のため、神職のみで執り行われました。

阿智神社の新井俊亮宮司を先頭に、
大きな茅の輪を左、右、左と8の字に3度くぐりぬけました。

神事が終わると、一般の参拝者も大きな茅の輪を次々とくぐり無病息災を願いました。

近くに住む氏子の方に、ヨシの長い葉を抜いて輪を作っていただきました。
節分の時のヒイラギと同じように、玄関飾って魔除けにするといいとのことでした。

拝殿の両脇には、笹竹が設置されていて
参拝者が様々な願い事を書いた短冊を吊るしていました。
阿智神社境内の西側では「手ぬぐい水族館」と
銘打ったイベントが行われていました。

出世魚のブリをはじめエイ、タコ、クジラといった
海の魚や生き物がデザインされた手ぬぐいと
希莉光(きりこ)風鈴が、吊るされていました。

今年の猛暑は特別のようで、手ぬぐいの魚たちもおとなしくしているようですが、

時おり吹く微風に揺らめいて涼しさを醸し出していました。

絵馬殿にとって返すと、コロナ禍に切実な願いを描かれている
文章に心打たれました。
手ぬぐい水族館は、8月7日~9日まで開かれました。