倉敷市本町の阿智神社で、天の川が見られるとのことで、
新型コロナ禍の中、久しぶりに鶴形山に登ってきました。

神社正面には、大きな茅の輪が出来ていて、まだ人影のまばらな境内で、
参詣者を待っていました。
半年間のけがれを払う夏越大祓式は、午後5時から、神職のみで実施されるとのことで、
茅の輪くぐりだけ済ませて、天の川に見立てた60枚の手拭いと25個の風鈴の飾られた、
西の境内に行ってみました。


「新型コロナウイルスの影響で生活が制限される中、少しでも心を和ませて
もらえれば」と同神社が、手拭い店・Gochaと明かりの創作グループ・倉敷光作所に
依頼して初めて企画した。(山陽新聞より)

倉敷光作所が作った、14面体の紙製風鈴「希莉光ふうりん」
あいにくの曇天だったけれど、時おり吹く風にチリン、チリンとさわやかな音色
を立てていました。

色々な模様のなびく手拭いの下で、熱心に句作する人や、カメラを構える人もいました。

皆マスクをつけて、茅の輪をくぐります。早く願いが叶うといいね!

能舞台の前には衝立があり、七夕のお話という絵物語が書かれていました。
織姫と彦星の話とは違う、筆者は初めて読んだ物語(絵本?)が面白く
思わず読みふけってしまいました。赤い草履、緑の小さな草履も可愛かったです。
阿智神社 086-425-4898