第17回倉敷雛めぐり 児島地区 野崎家のお雛さま&おひな同窓会
第21回児島雛めぐりが開催されたので、23日に行って来ました。
新型コロナウイルスで、予防対策としてのマスク姿の人が、
ひっきりなしに野崎邸の長屋門をくぐります。
表玄関を過ぎ表書院を庭から見ると奥まった床の間にお雛さまが
ひっそりと鎮座し、幅1間の畳敷きの広縁では、着物姿も上品な婦人が、
お琴を奏でて外の喧騒を消し去っていました。
中座敷から向座敷までは42m。9つの座敷が連続しているといいます。
電灯が一直線に並んでいて、それぞれの部屋の襖が遠近法を用いて続くのも
何度見ても美しく感動します。そこに並ぶ雛段はより一層美しく感じます。
土蔵群の中にある第2展示館にお雛めぐりに合わせて、さまざまな雛人形が
展示されています。
岡山藩主から拝領したという享保雛。大きなお雛様です。
下から見ると笑顔になるというので写してみましたが、辛うじて
笑顔を写せたようです!?
ぜひ皆さんしゃがんで笑顔を撮ってみてください。
ここでは様々な時代のお雛や、元禄人形、
御所人形を見る事が出来ます。
続いて100畳間に御殿雛が展示してある、野崎家別邸迨暇堂に行きました。
100畳間をぐるりと囲むように御殿雛が、林立します。
まさに御殿雛の同窓会です。
そんな大広間の真ん中で、おひな結婚式が開催されました。
ぐるりと囲む雛段と、身内、友達、おかみさん会の方はもちろん、
観光客の方々に見守られての開式です。
*開式宣言
*誓いの言葉
*三献の儀
*指輪の交換
*結婚証明書にサイン
そして、式はとどこおりなく終わりました。
お二人のために小学6年の少女が、
祝いの踊りを披露しました。
左の幼稚園児と小学1年生が着ているものは、ジーンズ生地の着物だそうです。
花柳吉三穂社中でジーンズ生地の着物のキャンペーンガールをしながら、日舞を
習っているということでした。
絵日傘の少女も6年生でしっとりと大人の雰囲気で踊られました。
先生に承諾を得て、ブログアップに快諾いただきました。
外に出てみると児島おかみさん会の人々が、タコ飯や、甘酒、ぜんざいなどを売っていました。
受付やアクセサリーなど小物を売っていた方に声をかけると、
岡山うさぎというお店の人であったり、
Shandyという絵(?)を描かれるAkiko Sasakiという作家さんでした。
彼女たちは、モンカーダこじま芸術祭を開催する方たちでした。
テーマは「地球新世紀 2020」
2月22日(土)~4月5日(日)まで
ArtとMusicいろいろな方が参加して、活動を盛り上げられるようです。
2019年度の活動をリンクしておきます。
興味のある方はぜひ見てください。