瀬戸大橋スカイツアー
11月8日(金)「瀬戸大橋スカイツアー」に参加してきました。
この瀬戸大橋スカイツアーでは、普段立ち入ることができない管理用通路や
海面から175mの高さにある瀬戸大橋の塔頂に案内してもらえます。
何度も応募して抽選に外れていた私ですが、今回は行けるかもしれないと
ワクワクして応募しました。
抽選倍率は毎回10倍前後(昨春は26・8倍)の人気のツアーです。
2019秋からはスカイツアー参加応募が先着順になり
参加費用は、傷害保険代を含む2,800円です。(10/4~)
定員は旅行会社主催ツアーを含めて約4割増えて募集されました。
瀬戸大橋の建設工事や維持管理に携わったOBが専用ガイドとして、
実体験に基づき技術や歴史、苦労話などについて説明を行ってくれることも今回からだそうです。
11/8ツアー当日は午後から晴れました。事務局で準備されたヘルメットとキャラクター“わたるくん”マークの入った軍手、
インカムというガイドの声が聞こえるイヤホン、
スマホ・カメラ等の落下防止ストラップを装着して5人4組に分かれて出発です。
北備讃瀬戸大橋のアンカレイジ(橋台)に入り、作業用のエスカレーターでJRの線路部分
まで上がります。
ここからの管理用通路が格子状で足がすくみつつ歩いていると
上り下りのJRのマリンライナーや特急列車が通り過ぎていきます。
『塔頂にいくとトンビが下に見える』と受付前にVR体験コーナーで聞いていましたが、
この時点(65m)ではまだ上を飛んでいました。
ガイドの方が道路部分の下には島への生活用水や電話会社の配線など多くのパイプが
通っていること、将来新幹線が通るための構造がされていてすでに荷重もかけているそうです。
塔内のエレベーターであがり最後ははしごを使って塔頂に。
塔頂360°の眺望は鳥のように?と想像していましたが、どっしりとした塔は揺らぐこと
もなく、安定していてゆっくりと観賞できました。
ガイドさんのお話はインカムの性能もさることながら、ゆっくりとはっきりと聞こえます。質問にも随時分かりやすく、個人の質問にも全員に分かるように答えてくれました。
岡山県側は水島コンビナートから王子が岳まで、香川県側は剣岳まで見渡せました。
橋の下を覗くとかわいらしい灯台が。
これは日本で10本の指に入る古いものだそうです。
帰り道、島の影に落ちた夕日を車中から撮りました。
とても清々しい気持ちで改めて瀬戸大橋の素晴らしさを実感しました。
来春も2月頃から募集があるそうです。
募集開始日時を要チェックして、内側からみる瀬戸大橋をぜひ体験してみてください。
お問い合わせ先 瀬戸大橋スカイツアー事務局TEL (0877)43-0530
本州四国連絡高速道路株式会社HP