令和元年11月 くらしき白壁 花嫁行列
令和元年11月9日(土)
倉敷物語館で結婚式が執り行われる前に、倉敷美観地区を
花嫁行列が巡りました。
倉敷物語館を出発する古式豊かな衣装の神官の方々の先導に従って行列の花形、
花嫁・花婿が沿道の人々の祝福を受けながら、にこやかに進みます。
大原美術館・加計美術館の前を過ぎて、中橋に向かいます。
神官の優美な雅楽に見送られて、天領丸に乗りこみます。
中橋をくぐる花嫁・花婿 橋の上では、親戚・友人の方々が、盛んにカメラや
スマホを構えて撮影に余念がありませんでした。
すれ違う舟の中からも自撮りのカメラを構える人も・・・!
舟着き場から、倉敷物語館の前に帰ってみると大きな酒樽が、待っていました。
新郎新婦が、沿道の方々にも振る舞い酒を配るのです。
司会者の方の音頭に合わせて、勢いよく小槌を振ります。
勢い余って、お酒は四方に飛び散ります。これが若さ!!
振る舞い酒に長蛇の列が並びました。
そして、倉敷物語館中庭で、人前結婚式が開催されました。
両家のお母さんが注がれた固めの杯。両家の水を持ち寄って、1本の若木に、幸せな大樹に
育つよう、末永く幸せな結婚生活であるよう、願いを込めて注ぎます。
幸せと健康を祈って、倉敷名物素隠居さんが、団扇でたたきます。
新婦のお友達にも見守られながら、新郎の手で綿帽子がはずされました。
新郎の一番の友と自称された縄跳びの名手が、奥さんと3人で、2本のロープを
使って様々な演技を披露されました。最後に花嫁さんも飛ばれました♪
厳粛な中にも笑いの絶えない幸せいっぱいの人前結婚式でした。
最後の最後、幸せいっぱいの新郎新婦が、本館の二階から、お菓子を参加者の皆さん、
偶然来られた観光客にもお菓子の入った袋を投げて、幸せのおすそ分けをされました。
倉敷物語館では、こんな粋な催しもしています。
皆さん、倉敷に来られたら、ぜひ倉敷美観地区入り口に
ある倉敷物語館にお寄りください。お待ちしています。