令和元年 「第39回ハートランド倉敷」
「第39回ハートランド倉敷」
が、令和元年5月2日~6日まで開催されました。
5月2日(木) 19時30分から
大原美術館前の今橋上で、倉敷小町3人によるろうそくたいまつに点火されて
ハートランド倉敷のオープニングセレモニーが開催され、2日から6日までの4日間
さまざまなイベントが倉敷を華やかに彩ります。
夜のとばりに包まれた、幻想的なくらしき藤娘川舟流し、やはり難しいです!!
気を取り直して、4日うめ吉川舟流しに挑戦です。
倉敷市出身の俗曲師で「くらしき観光大使」も務めるうめ吉さん。
三味線の音と艶やかな声が、倉敷川の川面を気持ちよく流れてゆきます。
そしてメインの瀬戸の花嫁川舟流しが、この日2回目の15:30から始まりました。
綿帽子が清楚な昔ながらの白無垢姿の花嫁。伝統的な美しさを如実に表して、
目出度い長持ち唄、厳かな尺八の音に乗って、粛々とすすみます。
何度見てもほれぼれする白無垢姿の花嫁さん。
今年も公募で選ばれた、木下 礼華さんが、美しい花嫁姿を披露してくれました。
なまこ壁の続く川沿いの道を、人力車に乗って帰る姿はいっぷくの絵を見るようでした。
花嫁さんとすれ違うかのように、桃色の着物がよく似合う可愛い藤娘の登場です。
藤で飾られた行燈に見守られるように、しの笛と共に天領丸に揺られて、気持よく
進む今日の藤娘役は、やはり公募で選ばれた 瀬戸 みなみさんです。
藤娘撮影会が始まる倉敷物語館に行ってみると、子供遊び横丁が、開催されていました。
何より目を奪われたのは、皿回しでした。
しかもたくさんの昔子供だった方が、夢中になって回しているのが、
強烈な印象で残りました。親も子も夢中になれる遊びのようです。
他にも投扇興、貝合わせ、手裏剣投げ、こま回しと体を使った昔ながらの遊びで、
大賑わいでした。
そして藤娘の撮影会が始まりました♪
熱気と美しさを求める人々とのパワーにあてられて、倉敷川にとって返すと、
お揃いの服を着た子たちが、熱心に白鳥を見ている姿にほっとして
お母さんに許しを得て撮らせていただきました。
今橋から見る川は日常に戻っているようで、
ゆったりと天領丸が中橋に船首を向けていました。