平成最後の成人式 in 2019
平成最後となる成人式
2019年1月13日 倉敷マスカット球場に出かけました。
スマホが普及して、自撮りで撮影している人が多い昨今、写真屋さんで撮影する人は、少ないの
でしょうか。大きな看板が印象に残りました。
会場にはまだ間がある広場には、大勢の着飾った新成人があちこちでグループを作り、
話に花を咲かせていました。
その間を縫うようにアマチュアカメラマンが、モデルにと頼んでいました。
筆者も頼んでモデルになってもらい、ブログアップの許可ももらいました。
テントの下では、毎年新成人にお祝いのうどんを提供されている中庄女性の会の方にも
撮影の許可をいただきました。とても息の合ったメンバーで、
ボランティア活動を長年続けていらっしゃいます。
今年は男性の新成人が多く見受けられました。災害の多い昨今若者の姿は心強く感じました。
右の写真の娘さんたちは、久しぶりの再会を喜んで駆け寄る姿に、感動させられました。
開会式の始まる前のセレモニーが始まりました。
今年は翠松高校のブラスバンド部(?)が素晴らしい演奏で、お祝いをされていました。
つぎに岡山からこられたうらじゃ蓮雫連の方々が、息の合った踊りを披露されました。
草色の地味な衣装から、全員そろいの赤い衣装をあっという間に替えられたには、
吃驚しました。最後に振り袖姿の新成人の役員さんや、スタンドで見物していた
新成人にも参加を呼び掛けて踊られたのは圧巻でした。
白い帽子に大きな白い羽が印象的な、翠松高校のブラスバンドの方たちも輪になり、
力強く踊りました。
その後、ボーイスカウトの方々が運んでこられた目出度い紅白の風船が舞台を作り、
式の開会です。
ジェット風船を持って、倉敷市長 伊藤香織氏を筆頭に、国会議員、県会議員、市会議員の方々
など、来賓諸氏の登場です。
司会者の合図でいっせいに風船が解き放たれます。
気持ちの良い青空に、ジェット風船は勢いよく飛んでいきます。
そして、去年7月7日七夕の日の豪雨で、亡くなった方たちのご冥福を祈り、
出席者のすべての人が1分間の黙祷を捧げました。
その後、伊東市長が、新成人の皆さんにお祝いの言葉や期待の言葉を熱く語られました。
また、被災地への復興の取り組みを力強く語られました。
5人の代表の方が、今後の抱負を発表されました。
災害時地域を守れるよう消防士を目指すといわれた方、
いまは大学生だが、必ず真備に帰って地域の力になるといわれた方。
皆さんそれぞれ目的をもって力強く進んでいかれる頼もしい方ばかりで、
災害に会い、平成が終わるというこの時期に新成人になられる皆さんの
前途が、幸多い年であられるように祈ったのでした。
そんな新成人の方たちを見守り、励ます大人のボランティア団体の
方たちの紹介もありました。
今年は特別のことが続く年の幕開け、たくさんの新成人の方たちが、
力強く声を出していて、とても印象に残りました。
式を終わってスタジアムを出てみると、会場では餅つきが始まっていました。
いつもの年より多くの新成人の方たちが、代わる代わる杵をふるうのも目を見張りました。
運営されたのは、真備町箭田のまちづくり推進協議会だそうです。
とにかく今年の新成人は、男性が多く、しかも頼もしく生き生きとした
力強さを感じ、災害を乗り越えられると心強く思ったのでした。
男性の背中が頼もしい!! 「中庄女性の会」のうどんを食べられる、式を終えた方々。
今年は本当に男性が、たくさんの花束をもらっていたのも印象に残りました。
今年一年、いやこれから先も災害のない年でありますよう祈りながら、会場の
マスカット球場を後にしたのでした。