8月7日(火)に、阿智神社で七夕祭・夏祭りが執り行われました。
このあたりの地区では旧暦に合わせ、約1ヶ月遅いお盆の少し前の時期のお祭りです。
このお祭りでは、半年間に知らず知らずのうちに犯してしまった罪穢れを祓う「夏越の大祓」と「茅の輪くぐり神事」が行われます。
茅の輪くぐりでは、大きな茅の輪を「水無月の夏越の祓する人は千歳の命延ぶと云ふなり」「思ふこと皆尽きねとて麻の葉を切りに切りても赦ひつるかな」という二首の短歌を唱えながら左・右・左と3度回ります。
大茅の輪の両側には自分たちでも茅の輪を作って持ち帰れるように茅が置いてあり、参拝後、たくさんの方が茅の輪を手作りされていました。
夏越大祓祭の祭典の後は、能舞台で雅楽演奏や三女神の舞などの神賑いがあります。
外国の方の姿もちらほらとあり、日本の伝統文化を興味深そうに鑑賞していました。
鶴形山の上にある神社の境内からは、夕暮れ時の美観地区が見渡せます。
10月20日、21日には、「倉敷屏風祭り」「阿智神社秋季例大祭」も開催されます。
皆さま、ぜひ倉敷にお越し下さい。