河津桜としだれ梅
今年に入り異常に寒い日が続いていたかと思うと、今週一気に気温が上昇し、そうかと思えばこれからまたしばらく寒くなるのだとか。そんな日々の中でも少しずつ着実に春に近づいて行っているようです。
昨年よりも2週間ほど開花が遅れていたのに、今週一気に咲き始め、もうすでに葉桜になりかけています。毎年恒例になっているいりふねの道の河津1000本桜。
美観地区に程近い親水広場の辺りから、天城の福原緑地公園の辺りまで、倉敷川沿いに植えられています。
いつもは長く感じられる3㎞の道のりが、花を見ているととても短く感じます。
お花見をされている方々や、つくしを摘みに来ている方々、それぞれに季節を楽しまれていました。
少し足を伸ばして、藤戸合戦の史跡を訪ねるコースをご紹介させて頂きます。福原緑地公園を過ぎ、有城の交差点を左折すると御崎(おんざき)神社があります。
ここは、佐々木盛綱が出陣前に社頭の松に旗を立てて戦勝を祈った地とされています。
神社を左手にさらに標識に従って進んでいくと、蘇良井戸があります。背後の高坪山一帯に布陣した源氏の軍が、この井戸を利用したと言われています。近世、現代を通じ、飲み水に困る新田地帯の住民によく利用されたとのことです。
この井戸の約80m先に、見事なしだれ梅が咲いていました。
倉敷川沿い河津桜
アクセス:徒歩:美観地区の高砂橋から倉敷川に沿って約5分。
バス:JR倉敷駅から天城線「船倉南」下車。(親水公園側)
JR倉敷駅から天城線「岡山学院大学前」下車。(福原緑地公園側)
車:親水公園前に駐車場7台分あり。
福原緑地公園に駐車スペースあり。