寂嚴和上遺墨展 & 小学生書道展 in 2017
2017年10月28・29日と連島町矢柄にある宝島寺で恒例の
寂嚴和上遺墨展 & 小学生書道展
が開催されました。
台風22号の影響か、そぼ降る雨に案内の看板もしとどに濡れていました。
宝島寺客殿の玄関の梁に彫られている獅子と牡丹。参拝するたびに仰ぎ見ています。
古文書。これらの古い書から、30年かけて、立派な「松石餘稿」を刊行されました。
金襴の袈裟🎶
万歳万歳万々歳潤屋
とても心惹かれた、親しめる書でした。
お客さんの前で、落ち着いておもてなしをしてくださる未来の貴婦人たち。頼もしい限りです。
お寺の廊下にずらりと並んだ、書道。連島の小学校から、皆さん出品されたそうです。見事な字が並びました。
漢詩は難しくてと敬遠していたのですが、こうして現代訳と読んでみると、
1721年7月 川が氾濫したのだとか、
いま現在、多くの人が毎日のように登っている倉敷市と総社市の境にある福山に
1700年代、京保時代に激しく雪が降ったのだとか、興味深い事柄が、
表してあり、寂嚴和上に親しみを感じたのでした。
読破するには相当時間がかかりそうですが、皆さんもぜひ連島の歴史
も垣間見える「松石餘稿」読んでみてください。