高梁川マルシェ~大橋家住宅~2017
ATELIER DECO RATIVE・キャンドル演出 尾崎達人氏 (2017・10・7撮影)
仲秋の名月も終わり、秋風に誘われて「高梁川マルシェ」を訪ねてみました。
3連休の初日、美観地区は大勢の観光客で賑わい、
美観地区入口スクランブル交差点を渡り、西側に位置する大橋家住宅(阿知3丁目)。
国指定重要文化財に指定されています。
GLASS Studio MIGAKI(普段使いから特別仕様までのガラス工芸)
美観地区の喧騒から離れ少し落ち着いた雰囲気。
大橋家住宅の入口を入るとそこは「高梁川マルシェ」の
地域の歴史、食やものづくりに情熱をかけた人や品々がディスプレイされています。
暮らしの中で生まれてきた様々な文化との出会い、自然との調和の大切さへの気づきの時間。
「高梁川マルシェ」はそんな時間を過ごす「場」を創る仲間たちのマルシェです。(パンフレットより)
2017・10.7(土)→8(日)
会場:大橋家住宅・阿智2丁目広場・倉敷中島屋
11:00~16:00まで畳縁の端材を使用したコインケース制作が体験でき、
畳縁からカードケースやバッグ、ブックカバーなどたくさんのオリジナル商品が生まれ、
創作意欲が掻き立てられます。
名前や家紋なども特別注文で刺繍できるそうです。
見て楽しい、作家さんと話して楽しい時間です。
この他にも
ガラスハンコ体験やハーバリウム体験、手作りビーズの髪留め作りなどもありました。
「食」では
菓子工房小町、とら醤油、倉敷珈琲館、まるみ麹本店(総社市美袋)など、
甘酒の試飲などもあり普段地元でも近いようで手にしていない商品の数々に触れ
楽しい充実した「高梁川マルシェ」となりました。
キャンドルの演出 尾崎達人氏とデコレーター・装飾家 能勢聖紅さんのコラボも見応えがあり、
居心地の良い空間とダイナミックな活け花に感動しました。
写真右:自家用車と7代大橋平右衛門の青年時代・東京上野にて〈大正5年5月〉
大橋家住宅は江戸後期に建てられた倉敷の代表的な建物で、
江戸時代に水田や塩田・金融業で財を成した大橋家が1796年頃に主要部分を建造しました。
米蔵には昭和の初め頃まで300俵の米俵が積まれていたそうです。
(1俵=60㎏)
7代大橋平右衛門はゴルフ、映画、写真、自動車など古いモノより新しいモノ事、趣味を持っていたようです。
倉敷にお越しの際には是非、お立ち寄りください。
お待ちしております。