「倉敷市」50周年事業 山本二三展
9月23日(土)から、倉敷市立美術館で山本二三展が開催されています。
初日の今日は、山本二三氏によるデモンストレーションがあり、参加してきました。
中の会場には多くの観客の方がいらっしゃいました。
デモンストレーションでは、山本二三氏ご自身が飛行機から撮られたという積乱雲の写真をもとに、リアルタイムで絵が完成されていきます。
絵を描きながらも司会の方が様々な質問をしていきますが、山本二三氏は一つ一つ丁寧に受け答えされ、時々ユーモアを交えながら話して下さいます。
楽しいお話を聞いている間に絵はどんどん完成に近づいていき、ものの30分ほどで素敵な積乱雲の絵が完成いたしました。
山本二三氏は1953(昭和28)年、五島列島の福江島(現・長崎県五島市)に生まれました。すぐれた技術と感性に裏打ちされた美術の仕事で、今や日本を代表する文化として認知されているアニメーションの世界を牽引してきた立役者のひとりです。同氏は「未来少年コナン」(1978年)、「天空の城ラピュタ」(1986年)、「火垂るの墓」(1988年)、「もののけ姫」(1997年)、「時をかける少女」(2006年)など数々の名作アニメーションで美術監督をつとめて高い評価をうけ、現在も精力的に活動を続けています。―中略–
このたびの展覧会では、倉敷を描いた新作を加えて約220点を紹介します。入念な取材と構想、精密な描写によって表現された迫真的な背景画の世界をご鑑賞ください。
(パンフレットより引用)
夏が過ぎて涼しくなり、倉敷の散策にはとても良い季節となりました。
倉敷においでの際には 「倉敷市」50周年事業 山本二三展 -天空の城ラピュタ、火垂るの墓、もののけ姫、時をかける少女- にもぜひお越しください。
山本二三展 -天空の城ラピュタ、火垂るの墓、もののけ姫、時をかける少女-
会期 2017年9月23日(土)~11月26日(日)
会場 倉敷市立美術館 2階 第2・第3展示室・展示コーナー
会館時間 9時~17時15分(入場は16時45分まで 初日は10時開場)
休館日 月曜日(ただし10月9日(月)は開館、10月10日(火)は休館)