三寒四温と徐々に春が近づく今日この頃、倉敷川沿い“いりふねの道”に沿って河津桜が見ごろを迎えております。
“いりふねの道”は船倉町の入船橋下流部の親水広場から粒浦の芝生広場までの4Kmの堤防を倉敷川西沿いに歩くことができるコースです。河津桜は、この道沿いの入船橋から粒栄橋までの約3Kmに渡り植えられています。倉敷美観地区の高砂橋から倉敷川に沿って歩いて約5分~6分、ピンク色の花が華やかに咲き誇っておりました。これらの桜は、市民団体「倉敷川千本桜の会」が平成18年~平成20年にかけて植えたものです。
この日のお天気は曇り。風が強く、寒い一日でしたが、春の訪れを感じます。
倉敷川は高梁川から取水される倉敷用水を水源とし、白壁の蔵、柳並木などで有名な美観地区を最上流とし、下流は児島湾へと流れている2級河川です。また、江戸時代、天領地であった倉敷はこの倉敷川を多くの荷を積んだ船が行き交い、河畔を中心に物資の集散地として栄えました。現在は地元の方の散歩コースとなっており、河津桜の季節になると県外から来られる方もいらっしゃいます。
一足先に春を感じさせてくれる河津桜。お花が散るころにはいよいよ本格的な春を迎えます。
葉桜も見えていますので、きれいな河津桜が見られるのもあと僅かです。
お早めに見に行ってみてください。