倉敷ツーデーマーチ ~30kmコース~
小春日和の3月11日、12日倉敷ツーデーマーチに沢山の方が参加されました。
私は第30回記念企画の30kmコースに参加しました。
朝7:00朝日が眩しい爽やかな朝。多くの参加者が出発の時を待っていました。
出発式では倉敷市長に来賓の方々、先日の全校倉敷駅伝で優勝した倉敷高校のメンバーからも応援のメッセージを頂きました。
30kmコースは、倉敷市域のさらなる一体化と発展を担う象徴「倉敷大橋」を渡ったのち、遣唐使として唐に2度渡り、日本における囲碁の開祖としても伝えられる吉備真備公(きびのまきびこう)誕生の地である真備を目指します。
市内を歩き始め約2時間、最初のチェックポイントである遍照院(西阿知)に到着しました。
次の倉敷大橋を目指して歩き始めます。
しばらく歩くと、2016年1月24日に開通した倉敷大橋に到着です。倉敷市が初めて高梁川に架けた全長512・2メートルの橋をゆっくりと渡ります。
ゆったりとした坂道を上ると次のチェックポイント、ふなおワイナリーが見えてきました。
子ども達のハンドベルや歌声に多くの参加者が癒されていました♪
ワイナリーでは岡山県のフルーツを使ったマスカットワインや、ソフトクリーム、スムージーの販売もありました。白桃のワインの試飲もあり、フルーティーな甘口ワインが口いっぱいに広がります。
こちらは白桃スムージー。白桃を贅沢に使ったスムージーを飲んで疲れてきた身体に元気を取り戻します。
船穂ワイナリーを出ると、満開の菜の花が目に飛び込んできました。心も元気になり、さらに続く坂道を上ります。
自然豊かなのんびりとした町並みを楽しみながら、今日の晴天に感謝。
気持ちよく歩き続けると、いつの間にか船穂から真備に変わり、最後のチェックポイントのまきび公園に到着しました。
まきび公園では豚汁のサービスがあり、お昼ご飯を食べながら美味しく頂きました。
公園内にある梅の木は8分咲き。お花見をしながら昼食を食べていらっしゃる方もいました。
ゆっくりと昼食を食べ、残り約10km。ゴールの真備支所を目指して歩き始めます。
歩き始めて約30分。真備の竹林の中を歩きました。真備は筍が有名です。今年もこの竹藪から筍が沢山取れるのでしょうか。長い坂道が続きましたが、竹林の中はとても静かで、優しく午後の日差しが降り注ぐ中、気持ちよく歩くことができました。
コース付近では春の訪れを感じる場面にも出会いました。
真備には金田一耕助シリーズで有名な横溝正史が昭和20年はじめから、疎開中に家族と共に足かけ4年過ごした家が当時の佇まいのまま保存されています。
家の中にはお雛様が飾られていました。疎開中に苦労しながらも、ここから今も愛される小説が誕生したのかと何十年も前に書かれたミステリー小説に思いをはせ、最終目的地である真備支所へ向かいます。ゴールまではあと5kmほど。最後のひと踏ん張りです。
次第にゴールが近づき、午後3時、真備支所に無事到着しました!!
真備支所では完歩を祝福してくれるご当地ゆるキャラのマービーちゃんが出迎えてくれました。心地よい疲れと共に30km完歩した達成感が感じられました。
倉敷市役所へ戻ると、倉敷のお土産にも喜ばれるマスキングテープで缶バッジ作りが体験できました。
倉敷の美しい自然を感じられ、爽やかな初春にこのようなイベントに参加でき、有意義な1日となりました。
ツーデーマーチは年に1度のウォーキングイベントですが、これから暖かくなり始め、本格的な観光シーズンに入ります。是非四季を感じられる倉敷へお越しください。倉敷は皆様をお待ちしております。