草月いけばな展 草月創流90周年記念展
倉敷みらい公園(倉敷駅北口徒歩4分)で
草月創流90周年記念 「草月いけばな展 」が開催されるというので、
抜けるような青空になった10月15日「公開いけばな」を見に行きました。
10月15日昼、きれいな青空の下、みらい公園の広場は、まるで、工作の現場のようでした。
このグループはまるで竹の小屋でもできそうで、凡人の私、生け花と聞いていたので、???ただただ不思議で、
暑さもあり、早々にアリオの中に避難しました。菊花展も台だけで中身はなし。???を続けながら、
おりから開催されている、倉敷三斎市に行ったのでした。
暑さもあり、早々にアリオの中に避難しました。菊花展も台だけで中身はなし。???を続けながら、
おりから開催されている、倉敷三斎市に行ったのでした。
10月17日、雨の後またまた抜けるような青空になったので、倉敷みらい公園に行きました。
先日会えなかった、草月会の坂本静翠副支部長に出会い、詳しく説明してもらいました。
先日会えなかった、草月会の坂本静翠副支部長に出会い、詳しく説明してもらいました。
あの竹の小屋ができるのかと思って吃驚した作品は、草月会岡山県支部の支部長 尾高肇江氏の率いる
県外の方も参加されて大所帯39人の方々が作られた、幅約15メートル、高さ約4メートルの骨組みに、
複数の竹を立てかけた作品。割いた竹を組み合わせて波のうねりを表現しているのだそうです。
西日を浴びた影も見事に波打っていました。
約140人の方々が、12組に分かれ、1グループ 5メートルの竹を約10本、割り竹を約30本使って、
それぞれアイデアを出し合い、作品を作りあげたのだそうです。
それぞれアイデアを出し合い、作品を作りあげたのだそうです。
副支部長の坂本氏の作品は、ほんとに竹のしなやかさ使って優しい線で、丸い輪を作り、ところどころに
風車を表したものに彩色して、メルヘンチックな、空間を作り上げていましたが、台風が来ても、大風が吹いても
びくともしないように、いろいろ工夫がしてあるのだそうです。作者さんにじかに聞けるからわかることが、
たくさんあります。観賞する方は、是非作者さんたちの生の声を聴いてください。作品がより身近なものになりますよ♪
風車を表したものに彩色して、メルヘンチックな、空間を作り上げていましたが、台風が来ても、大風が吹いても
びくともしないように、いろいろ工夫がしてあるのだそうです。作者さんにじかに聞けるからわかることが、
たくさんあります。観賞する方は、是非作者さんたちの生の声を聴いてください。作品がより身近なものになりますよ♪
偶然坂本氏に会えて、詳しく説明していただき、尾高氏とも親しく撮影させていただきラッキーでした。
ありがとうございました。しなやかな竹の造形美堪能させていただきました。
みらい公園を振り返って、なんだろうと思った初日とはまるで違って、青い芝生と大木の公園の中に
しっかり根付いているような、作品たちに改めて驚かされたのでした。
しっかり根付いているような、作品たちに改めて驚かされたのでした。
受付には、こんな若い男性もおられました。
彼は前日の阿知神社のお祭りの神輿の担ぎ手となって、
倉敷の街を練り歩いたのだそうです。
疲れも見せずダイナミックな作品の創造者となられたのだと思うと、
草月のいけばなは、場の力を大切にします。
何をいけるか、どういけるか、と同様もしくはそれ以上に、どのような空間にいけるのかを重視します。
場の持つ力を無視しては、優れたいけばなは決して生まれ得ないと、私たち草月流は考えます。(パンフレットより)
とある意味の実現が容易になるのであろうと、頼もしく思ったのでした。
倉敷みらい公園が、これら多くの野外のいけばなの発表の場にもなり、
庶民にやさしく親しめる、芸術の発表の場になることも祈ったのでした。