ウィーンに恋して 第2章 故郷との出逢い
6月にご紹介した、ウィーンに恋して 第2章 故郷との出逢い
が、2016年7月19日(火)19:00から 倉敷物語館で開催されました。
演奏者の左から熊沢栄利子さん・ゲルゴフ加奈子さん・三谷結子さん

お客様が続々と来られます。
演奏中は撮影禁止とのことで、開演の前に写させていただきました。
〇 ウィーンに恋して、旦那様に恋して、ウィーン指揮者ゲルゴフ氏と結婚され、世界で活躍されている
主婦で3児の母でもある、ゲルゴフ加奈子さん。日本と世界を結ぶバイオリニストたらんと活躍されています。
〇 三谷結子氏 豊満な肉体美と、妖艶な歌唱力で、歌と語りをわかりやすく解説されました。
様々な舞台活動の傍らウィーン・プランナー音楽院声楽科の教授を務められているとか。
音楽には疎い筆者にもわかりやすいはずだと、感心したのでした。
〇 熊沢栄利子氏のご活躍は、氏のHPを見てください。やはり日本の音楽。
素晴らしい演奏でした。
プログラム
E.エルガー:愛の挨拶
C.ツェラー:オペレッタ「小鳥売り」より さくら咲く頃
A.リドー:牡牛のフェルディナンド
川崎絵都夫:「木々のうた」より
玉木宏樹:二つの舞
休憩
R.シュトルツ:「花のうた」より エーデルワイス
三木稔:「花ものがたり」より 無花果の花
C.キュイ:オリエンタル
京都地方民謡(編曲:相澤洋正): 竹田の子守歌
三木稔:「秋の曲」より 秋のファンタジー
そして、アンコールで「まりと殿様」を歌い演奏されました。
ホールを埋め尽くした、聴衆の方々の拍手は、いつまでも鳴りやみませんでした。
それにしても、牡牛のフェルディナンドの語りに牛の言葉も聞こえてきそうなバイオリンの音に
魅せられ、驚き、感動しました。
またいつもは尺八と演奏するという筝の音に合わせられた、バイオリンの絃の音にも感心させられました。
すべての日程を終われて、寛がれる出演者の人々を囲んで、名残りを惜しまれる方々。
倉敷物語館は、すっかり暮れた闇の中で、なお人々を温かく包んでいるようでした。
明日は、岡山市立オリエント美術館で開催されます。
お疲れを出されないようにと、ご健闘を祈りつつ館を後にしたのでした。