倉敷市は、3月12日に二松学舎大学(東京)と連携協定を締結しました。

協定書にサインをする菅原学長と伊東市長
二松学舎大学の創設者・三島中洲先生が、現在の倉敷市中島出身であることなどから、
かねてより、倉敷市の文化観光行政や市民活動などに協力を頂いています。
また、近年では、三島中洲の師である「山田方谷」先生の高梁川流域連携中枢都市圏として展開している「山田方谷の軌跡(~奇跡~)」の事業、並びに倉敷市真備町に疎開されていた横溝正史の小説の主人公である「金田一耕助」を取り上げた事業でも連携を図っています。
今後とも、学芸・文化観光等の分野において、双方の資源を有効に活用し、事業の充実を図ることで地域社会の持続的な発展に寄与するために協定が締結されました。

協定後の伊東市長の挨拶

お互いに協定書のサインを披露する菅原学長と伊東市長

協定書にサインの後の記念写真
また、関連行事として、「近代東アジアの漢学と教育」をテーマにした国際シンポジウムが日本・中国・韓国・台湾の大学教授を講師に迎え、12、13日に倉敷市立美術館で開催され、国際的な広がりの中で、漢学および漢学者が果たした役割を学術・教育制度・教科書・宗教・実業など多角的に討議されました。

シンポジウム風景

シンポジウムで講演する各国の大学教授と記念写真
なお、倉敷物語館では、同大学が所蔵する方谷先生、中洲先生の関係資料を展示。
同館と、高梁市文化交流館、山田方谷記念館を巡るスタンプラリーも4月17日まで実施しています。