学生デザイン展示会
11月7日(土)・8日(日)倉敷ファッションセンターにおいて倉敷市立短期大学の学生が考案した、JR児島駅周辺の歩道に設置予定の誘導サインのデザイン案の展示会が行われました。
立て替えられる倉敷市立児島市民病院の開院に向け、JR児島駅から市民病院までのバリアフリーとユニバーサルデザイン対応の案内サインの設置が予定されています。
その誘導サインを倉敷市立短期大学でデザインを学ぶ学生達に考案してもらいその中から採用しようと倉敷市のまちづくり推進課によって行われました。
提案者は石田妙子さん
「アピールポイントはタコの足を大きく書いたところ。インパクトを与え特産品はタコ!と知ってもらいたい。」
「細かく影を入れ立体感が出るように配色した。流れを意識し児島という街をもっと多面の方に知っていただきと思いを込めた。」
「瀬戸大橋を横向きにすることで橋の美しさと長さも表現した。児島のデニムと瀬戸大橋という全く別の物に統一性を持たせるデザインにした」
デザインのコンセプトはジーンズ、瀬戸大橋、ジーンズの藍
「公共交通機関利用者へ向けて案内を意識した。駅前にはジーンズが吊るしてあるので案内のデザインもジーンズにしてジーンズを目印に移動してもらえれば良いと考えた。ジーンズの裾は綾織うぃ線で表した模様を入れた。
瀬戸大橋は四国地方と中国地方をつなぎ、人を渡すもので、まちなか案内は病院と人の居場所をつなぎ、人を渡すもので共通点があると考えた。
正面から見えるデザインにして先に進んでいくイメージにした。」
〈倉敷市のコメント〉
本デザインを基に、ユニバーサルデザインや瀬戸大橋の形状を考慮したうえで、児島駅前地区誘導案内サインとして設置します。
平成27年度から平成29年度にかけて歩道のバリアフリーや歩道塗装整備が順次行われます。
最優秀賞に選ばれた山本瑳矢さんのデザインが児島駅周辺で見られるのが楽しみですね。